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農業・環境

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田舎の土地での週末農業(準備中)とその他の農業・環境に関する自分のノートをまとめています。
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#ミミズ

スケルトンリーフ

週末農業 - 2019 年 7 月

2019 年 7 月 1 日 とうとうフェンスのネットを購入した。強度には不安があるが、いつもいくホームセンターでは 150 cm はこれだけで、傾斜とデコボコのある土地には溶接された(welded)ネットよりも編み込まれた(braided)ネットのほうが柔軟性があって設置しやすそうだからである。思ったよりも重かったので、駄目元でいつもお世話になっているご近所さんに電話をしたところ、すぐに自転車で駆け付けてくれた。他にも必要なものや質問があったので、ホームセンターで結構時間

屋外・水平移動*自由*型ミミズコンポスト

2019 年 5 月 8 日(左) 屋外・水平移動*制限*型ミミズコンポストの続きで、自由移動型を試してみることにした。 取り出した繭は、餌を置くエリアを避けて、つまりプランターの左端、中央、右端に戻した。 土をかぶせ、田舎から拾ってきた落葉を敷材として敷き、いつもと(屋内と)同じように餌をやる(コピー用紙は忘れていた)。量は屋内の 1 週間分である。 2019 年 5 月 16 日 一週間たったので中をのぞいてみた。ミミズの数を考慮すると、モリモリ元気に食べている

屋外・水平移動*制限*型ミミズコンポスト

暖かくなってきたので、屋外水平移動型ミミズコンポストを試してみた。実際には、蛋白質中毒と思われるミミズを屋内の容器から屋外の容器に移した後、まだ生きているので、屋内の容器から仲間を加えてみることにした。犠牲になるかもしれないが、生態を知っておくことも大事だと考えた。 不思議なことに、水平移動型の情報については容器のセットアップや収穫の方法に関する情報ばかりで、移動先の餌のやり方に関する詳しい情報(量やタイミング)がまったく見つからない。 この実験では、移動先に「屋内の容器

ヨーロッパナガミミズの音

※ note 初心者なので音声の投稿を試してみた。 ヨーロッパナガミミズの音。鳴く音ではなく動く音。 「気持ち悪い」。私も飼うまでは気持ち悪かったし、いまだに素手では触れないけど、ミミズコンポストを始めてから約 5 か月たったいま、この音に癒される。 私がミミズコンポストをする最大の目的は生ゴミ処理であるが、ペットとしても、餌代がかかるどころか、本来なら捨てる生ゴミを処分してくれ、排泄物は肥料として役に立ち、悪臭も騒音を放たない。 ミミズコンポストをしている欧米人の間ではミミズの排泄物(casting)は「black gold(黒い金)」と呼ばれている。天然かつ最良の肥料だからである。 また、ヨーロッパナガミミズは力と肌が強いため深く潜り込む(burrow)ことができ、地中を進むことで酸素を行き渡らせてくれる。 「気持ち悪い」。植物、動物に関わらず、人類が食卓で頂く自然の恵みのほとんどが「気持ち悪い」ミミズの恩恵を受けている。 ミミズが「気持ち悪い」のは、人類によって絶滅に追い込まれるのを阻止するためかもしれない。見せて自慢できるような生き物であれば乱獲される可能性がある。 ミミズの地球への貢献は表彰するに値する。この地球の大地を守る音が末永く鳴り続けることを祈る。