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「徹底的にパクれ」と。

■トップメッセージ「徹底的にパクれ」に感銘を受けた

私は、仕事人生の長い時間を、顧客応対の品質改善コンサルタントとして過ごして来ました。

5年ほど前でしょうか。某クライアント主催の好事例共有会に招かれました。その時の主催者トップの方の言葉「これからの時代、徹底的にパクれ。良いものはお互いにパクりあってよりよくしていこう!」に、強く感銘を受けました。

真理を具体化する事例をそなえたノウハウは、自分、自社のものとして囲いこんでしまいがちです。

でも、囲い込んだって、真実・真理は1つ。遅かれ早かれ、他の人、他社も工夫を重ねて同じことに気づき、ノウハウを手にいれます。

自社で囲って、囲ったノウハウを競いあうよりも、公開して、パクりあって、ノウハウをわかりやすく昇華していったほうが、世のため・自分自身・自社のためなのです。

■ノウハウを<勝負どころ>にすることから卒業しよう

昔と違い、ノウハウについては、どこでも誰でもネットで検索し、情報を得てまとめることができます。

例えば、私が専門にしているコミュニケーションの領域の専門家はものすごい数存在します。それぞれの言いたいことや成功のノウハウは、つきつめれば一緒です。

多くの方、企業が、無料の記事やコンテンツとしてノウハウを公開しています。かきあつめれば、あっという間にそれなりのしろものになります。
死に物狂いで情報を集めて、死に物狂いでまとめれば、本だって書けちゃうはず。

つまり、もう一般的なノウハウを得ることに対価を払う必要はない。
だったらノウハウを<勝負どころ>とすることからは卒業すべきと思います。

■これからの<勝負どころ>は「個性」では?

ここから未来、<勝負どころ>はなくなってしまうのか?
それぞれの価値はなくなってしまうのか?
心配はいりません。

パクりあえばパクりあうほど、その人らしさ・企業らしさがクローズアップされます。人や企業の<個性と経験>は、千差万別で唯一無二。

「テクニカルな知識・経験を活かした分析的なわかりやすい説明」
「カウンセリング経験と優しさを活かしたサポート」
「スポーツ知識と伴走力を活かしたトレーニングメニュー」などなど
同じノウハウだとしても、提供の仕方が違います。
ぴったりあう個性や取り入れたい経験だと感じた人や企業を選ぶ。
誰から買うか、選ばれる個性が、勝負どころになるわけです。

もちろん背景となる知識やノウハウは、当たり前に備える必要はあります。それだけにとどまらず、顔が見えて、企業が見えて、「この人から、この会社のサービス提供方法を買いたい」と思える人・企業を<勝負どころ>として目指すと良いのではないでしょうか。

真意を押さえ、知識を習得し、ノウハウを身に着ける間に、あなたらしさを磨くことが大切と思います。
皆さんも皆さんらしさを大切にしてくださいね。



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