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初めての 歌舞伎座・西席

”西・東”とよばれるタイプの席に挑戦してきました。

西の見え方

写真の通り、舞台の上手1/3と花道が見えません。身を乗り出せば、舞台上手はもう少し見えるかな・・くらい。
舞台奥に上座がつくられることがありますが、上座の1/3ごと見えないです。
(でも、身を乗り出しての観劇は、いくら後ろの方がいないとはいえ、隣の方の迷惑なのでやりません)
花道は、どれだれ身を乗り出しても、段差のヘリで隠れているて全く見えません。

伽羅先代萩』の「まま炊き」でお茶の道具を使ってご飯を炊く所作や米吉さん・芝のぶさんのお芝居、そして「床下」花道の演出は全く見えませんでした。

お値段

今回は3階西で観劇しました。舞台全体が見えないのに、3階A席と同じ値段(6,000円)。
正直不満足です。そこまで舞台も近く感じませんし。
この値段設定だったら、3階A席の後ろでよいので、舞台全体が見えるところを選ぶかな。


総括

舞台全体を観たい!舞台の観えない部分があるなんて、他と同じお金を払っているのに耐えられない!許せない!という人には、”西・東”席はお勧めしません。
わたしも今後はとらないと思います。

運営にとっては手間ですが、舞台の見え方・カバー率に応じて、もっと座席の金額を細分化してくれると、ビギナーにも玄人にも嬉しい観劇体験になりそうですよね。
>何卒関係各位、ご考慮いただけると嬉しいです

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