
Photo by
monacooc
漆刷毛に髪の毛を寄付した
コロナ禍になってから、髪の毛をのばしていました。
理由は、ヘアドネーション。
小児がんなどの患者さんのために、伸ばした髪の毛をかつらにする、というサイトをみて、自分がお役にたてるならと髪の毛をのばし始めました。
ですが、ルッキズムや多様性の観点から、本当にカツラに髪の毛を寄付することが私の信念に合っているのか疑問… ということもあり、別の役立て方を探していたところ、漆刷毛に髪の毛を寄付できるということを知り、そちらへ目標を定めました。
約4年間、途中、髪の毛の痛みが気になって10cm以上切ったこともありましたが、寄付した髪の毛がこちらです。
長い毛は30cm近くありました。

のばしている最中、美容院でボリュームを減らしたこともあり、短い毛も混じっています。
白髪もあるので、ここから選別されて刷毛になれる精鋭は僅かかもしれないけれど、
文化財や技術を維持することにつながったり、そのためのコスト(原材料費)が削減されたり、
陰ながらお役にたてればよいなと思っています!