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膝蓋骨骨折日記(手術~1週間)

手術翌日

1日の禁食でおなかもすき、固定されて動かせない足と点滴の針が刺さっている腕以外は元気に朝を迎えました。

リハビリ

早速リハビリ開始。
車椅子に乗ってリハビリの部屋へ移動し、
「はい、じゃあ松葉杖の使い方を説明しますねー」
と松葉杖を渡され、入院3日目で車椅子生活は終了。

え、こんなに早いの?と驚きつつ、
「まあ早く動けるようになって元通りの生活になるなら、なんでも!」
と超ご機嫌。
案外すんなり松葉杖での歩き方がわかったので、理学療法士さんの付き添いで院内を散歩しリハビリは終了。

数日間の寝たきり生活で体力が落ちているのか、さすがに手術翌日だからか、お昼寝しました。

膝の様子

1日4回の痛み止めの点滴。
入院期間でいちばん強い痛み(それでも生理痛ほどではない)と、腫れによる熱。大きなアイスノンで膝を冷やしているけれど効果はほとんど感じられず、ずっとだる重・・・

手術から2日目

リハビリ

膝を90度まで曲げる訓練と階段昇降の練習。階段昇降は難なくクリア。
膝の皮膚が、腫れとむくみでパンパンに張っているせいで、思うように曲げられない。膝の皮膚が全くつまめない。

膝の様子

1日4回の痛み止め点滴は継続。
まだ腫れと熱があって、全体が青あざの色に変色している状態。静脈部分が特に内出血しているのか、足首の少し上と膝裏が特にひどい紫色。

初めて見た手術部分は皮膚の上から
①テープ
②六角形で構成された薄い緩衝材
③防水テープ
で保護されていました。

いろんな看護師さんが「傷口見せて」と包帯をずらして確認していくので、「ニーブレースの中で包帯がぐしゃぐしゃになって気持ち悪い・・」
と申し出たところ、
「じゃ、包帯とりましょ」
と包帯が撤去されました。いいのか、それで。

点滴の針が入らず何度も何度もさされた、両腕のたくさんの内出血が悲壮感を演出。

手術から3日目

手術後7日目に退院することが決定しました!
早すぎない?大丈夫なの??と少し疑惑も抱きつつ、入院生活に飽き飽きしてきたので、大喜び。

腫れがおさまるのに従ってニーブレースがぶかぶかになり、脚とニーブレースの間にタオルを何枚か挟み込んで利用(それでも、トイレに行く30秒程度の間にずり落ちる)。
ずり落ちたニーブレースの角が膝にあたって激痛をひきおこしたり、ニーブレース取り外しのたびにタオルをセッティングする必要があったり、ニーブレースがとれるまでずーーーっとストレスでした。

退院まで数日
→退院したら仕事に戻らないといけない
→今しか本が読めない
ということで、kindleに溜め込んでいた積読の消化に入ります。

手術から4日目

リハビリ

膝を曲げるためのマッサージがメイン。
脚を伸ばしっぱなしにしていたことで収縮しきったり伸びきったりしている筋肉をほぐしたり、皮膚とその下の癒着をとったり。
これが痛い!!!
マッサージ後は、膝が90度近くまで曲がるように(=椅子に座った膝の角度)。

「いま膝が曲がるようにしておかないと、後々に響きますよ!この痛みは我慢です!」と理学療法士さんに励まされ、強張る脚の力をなんとか抜き、耐えた時間でした。
運動らしい運動はしていないのに、リハビリ後はぐったりしてお昼寝・・・

体力の落ち具合といい、筋肉の強張りといい、1週間そこそこで人間の身体ってこんなに変化してしまうのね、と体感しました。。

手術から5日目

リハビリ

ひたすら階段昇降の練習。
自宅で生活するにあたって、いちばん障害になりそうなのが階段。
ということで、理学療法士さんのアドバイスを受けながら、病院内の階段をひたすら行ったり来たり。

膝の様子

「脚の熱が全くとれない」と相談したところ、面積の広いアイスノンを機械で冷却し続けるマシーンが登場。
私にとっては、この効果が絶大でした!腫れと熱が引いて、とても楽に。
もっと早く登場してほしかった~

そして痛み止めの処方がここで終了。
先に退院していった同部屋の方々が、入院期間によらず退院日まで「まだ痛い」と口をそろえて看護師さんに報告していたので少し不安でしたが、意外と大丈夫でした(何度も言うけれど、生理痛より楽)。

手術から6日目

リハビリ

マッサージメイン。痛いけど我慢するしかない系。
脚全体のむくみと腫れもまだまだ。

手術から7日目

退院!おめでとう!!

松葉杖を使って自宅まで帰り、簡単に家の掃除をし、洗濯機を回し、ネットスーパーで食材を調達し、さらに美容室へ髪を切りに行くアクティブさを発揮して、入院期間は終了しました。

入院中は飲めなかったコーヒーで乾杯。

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