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経営者の孤独って本当か…?|はなみちのビジレザ経営日記#5(バックナンバー)

<2017年7月12日に書いた記事です>

梅雨の6月も終わり暑い7月になりましたね。私にとっての6月は、人事面談の月でした。

人事面談の対象者は、福岡オフィスのメンバーと各店舗の店舗社長の合計20名。私にとって真剣勝負の場。

四六時中メンバーの成長や志を考えていました。そのため、面談準備期間中と面談期間中は、食事や睡眠の記憶がほぼありません。

その代わり、面談で改めてみんなの努力や成長を感じ、一歩ずつ志に近づく姿を見て、心から嬉しく感じる日々でした。

そして私自身は、毎日ビジレザのメンバーと向き合う中で、ひとつ感じたことがあります。

よく聞く言葉...経営者の孤独って?

これまで経営に関する著書などで「経営者は孤独である」という言葉をよく耳にしていました。私はいつもその言葉を聞きながら感じていました。

「そ、それって、本当なのか...?」

なぜなら、私が社長の役割となった半年間で、その孤独を感じたことがなかったからです。それぞれ考え方や感じ方は異なると思いますし、私が経営者としての修羅場をまだ経験していないからかもしれません。

ですがこの半年間で、家の部屋の隅っこに一人で「孤独だ...」とか、星空を見ながら一人で「孤独だ...」ということを経験したことがありませんでした。

当然ですが、経営者特有の悩みはある思います。例えば、事業全体の方向性や戦略戦術を決めること、それらに対するプレッシャーはそうかもしれません。

しかしそれを言ってしまえば、私以外のメンバーだって、特有の悩みがあるはずです。社員のメンバーも、アルバイトのメンバーも、同じ。

経験が長いメンバーも、経験が短いメンバーも、みんなみんな同じです。不安なことがあれば、夜も眠れない日くらい、誰だってあるでしょう。

だから、経営者だけが孤独だ、と言っていることは格好悪いし、それはただの自惚れでしかないんだろうなーと、今の私は感じています。

店舗社長会のスカイプ中継

どうして私は孤独を感じないのか?

そう言い切ってしまうものの、私は「鉄の女」のように強いわけではないですし、誰にも負けない鋼のような心を持っているわけではありません。

ではなぜ、私は孤独を感じないのか?それは、私の周りにはビジレザのメンバーがいるからだと思います。

例えば、経営や体制のことで意見が欲しい時は、副社長ゆかと一緒に話すことができる。店舗設計や人事はちほに。社長会運営はチャーリーに。VMDはまこっちゃんに。店舗運営や分析はよっさんに。催事はきょんやすわっちに。

ECや在庫管理はあやのちゃんに。オペレーションはあこさんや、毎日汗かいて頑張る新卒のゴンやアースに。商品開発は岩城さんと小吉さんに。そして企画は7月から新しく仲間に加わったきんちゃんに。

メンバーみんな同じバッグを

経営はチーム戦だ

経営は、私一人の個人戦ではなく、これはみんなとのチーム戦です。チームの指揮を取ることが私の役割ですが、何か新しいアイディアが欲しいと思ったら、みんなに率直に意見を聞けばいい。

そうすると、自分にはないアイディアもでてくるし、実行するスピードも早くなる。結果的に、私一人で達成できないような大きなソーシャルインパクトも、みんなと一緒なら、必ず達成できるはずです。

店舗には、最前線でお客様に商品を届けてくれる心強い店舗のメンバーもいます。バングラには、600名以上の工場のメンバーがいて、マネジメントチームもラインのメンバーも、みんな私たちの仲間です。

だから私は、この半年間ずっと孤独なんていう不要な不安を全く感じることなく、前だけを向いて突っ走ることができました。そしてそんな毎日が、心から楽しいなと思っています。

ちなみにたった一日出張があって、一人で仕事するだけで、何だかみんなに会いたくなるし、誰かがどこかに出張に行ってしまうと、少しだけ寂しい気持ちになります。

週末に月曜が楽しみな毎日なんて、私はすごく幸せな環境にいると感じているし、私が一番働く毎日を楽しんでいるんじゃないかなと自負しています。

過去のブログで田口がこんなことを書いていました。「経営者はたった一人で熱狂してはいけない。経営とは個人の力量を超えること」。まさにそんな気持ち。

こんな素晴らしい仲間たちがいるからこそ、今もこれからも、思い切ってたくさんのことに挑戦できると信じています。

そして、その一つ挑戦が、ビジレザ初の東京ソラマチでの期間限定ショップです!7月14日から8月6日まで東京ソラマチの2階で開催しています。

ビジレザ最高の販売メンバーがみなさんをお待ちしています。是非お近くにお越しの際には、お気軽に立ち寄り頂けたら嬉しいです。

雨の日、バス停まで



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