もうすぐ七夕!ところで「きんぎんすなご」って何か知ってる?!
娘が保育園で、七夕用にお願い事を書く短冊をもらってきました。そういえば、もうすぐ七夕なんですね!
仕事をしていると、季節感を全く感じられないので(さみしいことに...)、保育園で季節の行事をしてくれるのは、とっても助かります。
七夕のお歌も歌ったんだよーと、「♪さーさーのーはーさーらさら」と歌ってくれました。
そこで出てきた、「きーんぎんすなーご」...これって何?
母は調べてみましたよー。
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七夕の「ささの葉さーらさら」で始まる歌の題名は「たなばたさま」。
作詞:権藤はなよ
補作詞:林柳波
作曲:下総皖一
笹の葉さらさら のきばに揺れる
お星様きらきら 金銀砂子
五色の短冊 私が書いた
お星様きらきら 空から見てる
この「たなばたさま」は、昭和16年に国定教科書を作るときに今の文部科学省にあたる文部省が依頼して作詞されたそうです。
今としては、少し難しい歌詞ですが子どもたちに歌いやすいようにちゃんと作りこまれているそうですよ。
さて、肝心の「きんぎんすなご」の正体ですが漢字で書くと「金銀砂子」でした。
調べてみると、金箔や銀箔を細かく砕いて、蒔絵や襖絵を装飾するために使う粉のこと。
伝統工芸によく用いられるもので、天の川や星空がキラキラ輝いている様子の比喩表現として使われています。
「すなご」の“ご”と二番の「ごしきの〜」の“ご”は意識してそろえていて、子どもたちが「なんだっけ?」ってならないようにするための工夫なんだそうです。
ついでに...
「五色の短冊」の五色は適当に決めているのではなくて、中国の五行説に当てはまる色で、「緑・紅(赤)・黄・白・黒(日本では紫)」となっています。
中国の五行説とは、万物は「木・火・土・金・水」の5つの元素からなっているという考え方です。
色の対応は、木=緑、火=紅、土=黄、金=白、水=黒となっています。(私の直感とだいぶ違うところあり...)
七夕は織姫と彦星が一年に一回だけ会える大切な日です。
(元々は、織姫は機織りがとても上手なので、織姫みたいに機織りが上手になれますようにという願いを込めて短冊を吊すようになったみたいです...)
今年の七夕は晴れると良いですね。
ちなみに、私の娘の願い事は「大きくなったら、ラプンツェルになれますように」ですって。叶うと良いね!
それでは、また!
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