見出し画像

「感情」や「考え」をコントロールするために”モンキーマインド”を知る

夫がAudibleで仕入れた知識を時々私に授けてくれる。

先日は「最高の休息法」という本に出てきた、“モンキーマインド”なるものを教えてくれた。

“モンキーマインド”とは、お猿さんが頭の中をぐるぐる回っている状態のことで、感情や考えがコントロールできなくなって頭が疲れていることを指す言葉のようです。

この”モンキーマインド”ということを知っていれば、どのように考え方のループを抜け出すか、感情のコントロールをするかが判るようになるそうなのですが...

よくわからなかったので、独自調査してみました。

—————

“モンキーマインド”を日本語検索してみると、ヒットするサイトはほとんどビジネス関連のサイト、個人ブログのどちらかで、信頼性はイマイチ。

どうやら心理学用語に”モンキーマインド”という言葉があるそう。

お猿さんは木の枝から枝へ騒がしく飛びまわります。

こんなお猿さんが頭の中にたくさんいる状態が”モンキーマインド”というそうです。

頭の中が「あれもこれも」と複数の仕事に考えが分散していること。やらなければいけないこと(雑念)が次から次に頭に浮かんで「今の仕事」に集中できない状態。

仏教の用語では“心猿”や”意馬心猿(いばしんえん)”と表されます。

この対極にある言葉が”チーターマインド”。

一つの獲物に100%集中して、最高速度で一気に飛びかかる。

仕事においてもこの”チーターマインド”を発揮できたら良いですよね。(ずーっとしてたら疲れちゃいそうだけど...)

頭の中にお猿さんが駆け回っている”モンキーマインド”をコントロールするためにはどうしたら良いのでしょう?

色々あるようなのですが、根本的な解決策は幽体離脱できるようになること。

と言っても本当に幽体離脱するのではなく、「自分を見ている自分」を強く意識することである程度コントロールできるのではと言われています。

夫に教えてもらった「最高の休息法」には、「自分がプラットホームになったとする〜」と言う例えが出てくるようです。

① 自分はプラットホーム

② 電車が入ってきた

③ 中にはお猿さんが乗っている(「感情」や「考え」の例え)

④ しばらく電車は停車する

⑤ 電車は出発してどこかへ行く

⑥ あなたはプラットホームなので動かないで見送る

こう言うことができるようになると、感情や考えのコントロールができるようになってくるようです。

嘘か本当か、試してみました。

私の上司は感情人間で理不尽に人に当たり散らすことがよくあります。

怒りの感情って伝染するので、私も一緒にイライラしていたのですが...

“モンキーマインド”の話を聞いてから、「上司が怒っているのにはきっと理由があるのかも」「だけど、その怒りは私の感情じゃない」「当たり散らすのはこの人の特性だから見守ってあげよう」と言う考え方に変わって、イライラすることがあまりなくなりました。

科学的にどうかはよくわかりませんが、「あっ、今お猿さんが頭の中に増え始めたぞ?」って気がつける、傍観する自分を意識することは大事かもしれません。


それでは、また。





最後までお読みいただきありがとうございます。よろしければ「スキ」していただけると嬉しいです。 いただいたサポートはNGS解析をするための個人用Macを買うのに使いたいと思います。これからもRの勉強過程やワーママ研究者目線のリアルな現実を発信していきます。