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雪月花すみれ色の涙

すみれの雨に濡れて


透明なガラスが好きです。透明な少女には戻れませんので、せめて心だけはガラスのようにいたいものです。

ワードは清らか



   花を愛してガラスも愛して


すみれ色の雨



今日はなぜか
なぜなの?と思うくらい
心は涙に濡れました
想いは溢れ 溢れて
それもこれも
わがままなで泣く私の涙を
すみれの雨と名付けて
私の心の垢がとれるまで
菫の雨に濡れて・・・
この世に咲く花も限りなく
この世の悩みも限りなく
人の心も色々
花の美しい凛とした立ち姿に
秘すれば花の
気高さが香ってくる
それは何百年も前の世阿弥の心
言わず語らず 
もの言わね花となって咲く
強い強い花の心
花は自然にされるまま
一夜の嵐に散らされる
運命も嘆かず・・・
そして静かに揺れるだけ
その強さが私にはなく悲しい・・・
弱い心を抱きしめて
言いたいだけ言った後の
私の虚しさを何としよう・・・
この心の弱さを何としよう・・・
揺れる心の弱さを
花に学び
さやさやと風にゆれてみよう
この花のように・・・
さやさやとさやさやと
私の心の尖りがきえるまで・・・


追伸
言いたいだけ言った後の受話器『電話』を置いた後の虚しさ
きっと神様のお仕置き。


朝ジュリアを小さなガラスに挿してから朝が始まりました。

     ジュリアが咲いた朝

いつも私のつたないノートを見てくださり感謝申し上げます。



                     雪月花エイコ💐

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