見出し画像

リベンジ○○

この数日、遅ればせながらの年賀状準備をしておりました(おそっ)。

我が家の年賀状は毎年写真を多用した自作デザインで、一年間を総括したような内容にしています。つまりは情報量が多いので、普段会っていない人でも「一年に一回会って話しているような気がする」らしいです。

そんなわけで今年はどんな年だったか、と写真を見ながら考えておりましたが、一言で言えば

コロナが明けた

ではないでしょうか。

今までずっとオンラインだった会議が対面に戻り、マスクをしなくても外出できるようになり、離れたところに住む高齢の両親も久しぶりに遠出をして旅行をするようになりました。

リベンジ旅行という言葉も登場したように、みんな抑圧されていたのが一斉に解き放たれたのでしょうね。電車も駅も混むようになってきました。と同時にコロナ前から言われていた「オーバーツーリズム」も再燃しているわけですが。

写真を見ると、3月くらいは遠出をしてもしっかりマスク姿なのです。この頃は「顔パンツ」なんていう新語が出てきたように、マスクをして顔を隠すのがスタンダードになっていて、外すのが恥ずかしいという声もまだ周りでありました。ただ夏になって暑くなってくると、少なくとも私の職場では徐々にマスク率が低下。それとともに「マスクをしている方がマイノリティ」になってきて、人目を気にするタイプの人はそこでむしろ外さざるを得なくなってきたんでしょうね。

歯科検診で、入り口に「マスクの着用をお願いします」と書いてあって、「しまったマスク忘れた」と思って恐る恐る入っても、「そのままでいいですよー」と快く言われるようになりましたしねえ(ほんの少し前なら、非国民扱いされたかも)。

リベンジ○○、というのは何でも通用するみたいで、リベンジ旅行以外にも、リベンジ外食とか、リベンジ飲み会とか、いろいろありますね。ただ、慣習的にやっていたことって、一回完全に途切れると、「そういや、なんで必要なんだろうね?」という意識が働くのでしょうね。久しぶりに対面で行われた職場の忘年会は妙に欠席者が多かったな。