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教員部屋の断捨離 その2

部屋を片付けなくては、という話を書きましたけれど。

そもそもはこまめに整理しないといけないと思うきっかけがあったのですよ。

もうだいぶ前のことですが、割と身近な大学の先生が急逝されたのです。

まさかそんなことになるとは誰も(おそらくご本人も)思っていなかったから、教授室は「そのとき」のまま。とはいえ誰かが片付けなくてはならないので、研究室総出で片づけをしたそうです。

この先生はなんというか大らかな(ある意味大ざっぱな)キャラだったので、ペットボトルのお茶を一口飲んでそのまま忘れて、また次のを買ってくるような方でした。つまりは飲みかけのお茶的なものが部屋中にたくさんあったそうです。さらに講演会後に謝礼をもらっても、その時に読んでいた本に挟みっぱなしだったとか。

なので、本は一冊ずつ、最初から最後までページをパラパラッと見て確認するという作業をしなければならず、かなり大変だったそうです。

そんな話を以前に聞いて、「こまめに整理しないといざというときに周りに迷惑がかかるんだな」と痛感していたはずなのに、なんだかすっかり忘れておりました。そして気づけば部屋の中がごちゃごちゃしてる。

というわけで、一気にやるとダイエットと同じでリバウンドが来そうなので、長期的に断捨離に取り組もうと思います。

ちなみに今日は棚一段に手を付けてみましたが、たった一段なのに、「うわっ、これ何で置いてたんだっけ?」というものが出てきました。人間というのは、都合よく忘れるものですわねえ(遠い目)。