見出し画像

気づき…

最近気が付いたこと

母の実家は、同じ県内ですが、今住んでいるところから直線距離で100kmほど離れています。
子どもの頃、母の実家に遊びに行った際、話し方、方言が全く違うことにビックリしたのを覚えています。
母の末妹は、高卒後東京で長年暮らしていますが、帰省すると地元言葉全開です。

私の父は4男だったので、就職後は家を出て、まもなく自分の家庭を築きました。私自身、祖父母と一緒に暮らしたことは無く、夏休み・冬休みに接する程度でした。父方祖父母は仕事の関係で隣県からの移住者だったので、地元言葉はあまり使えていなかったのでしょう。
が、母方祖父母は、そこに根差して数代続いている家です。なので地元言葉全開。子どもの頃は祖父の話すことが理解できないことも多々ありました。

近頃、母と話していると、時折母の実家の話し方になっている時があります。イントネーションなども、母の実家で聞いてたものです。
母が実家で暮らしていたのは10代まで。その後県庁所在地にある看護学校へ進学し、共通の友人を通して父と知り合い、今も住んでいる100km離れた父の地元へ嫁いできました。それから60年超。母の実家の話し言葉は影を潜め、帰省して母の兄弟たちと会っている時にだけ聞かれる話し方でした。

母は短期記憶があやふやで、子どもの頃、それこそ実家での記憶ははっきりしています。それが話し方にも表れてきてるんですね。ちょっとした発見です 笑

蛇足:
標準語で「そうだよね」という時
県庁所在地「んだねが」
地元「んだべしゃ」
母の実家「んだでろ」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?