あの日

仕事中に

忙しかったけど

喉が渇いて

たまたまロッカーに行き

お茶を飲んで
携帯をチラ見

着信入ってる

語尾が110

何回も

警察だ。。

イヤな予感

折り返しかけてみると

案の定
長男の名前が出て

『息子さんですか？』

息子が何かしたんですか？

『いや。。。また折り返し電話するので
必ず電話に出れるようにしていて
下さい』

なんですか？？？💢
息子が何をしたんですか💢？

『今は言えませんが
確認次第直ぐに折り返し電話します
必ず電話に出れるようにしてください』

電話は１分もたたず
直ぐに折り返し
かかってきて

まさか

まさか

まさか

まさか

私は職場で
大声で泣きわめき
倒れてしまいました

こんな事になるなんて

しかも

その時に

たまたまそばに居た

嫌いな管理者から
かけられた言葉が

泣き崩れる私の背中をさすり

『大丈夫！
しっかりして！
誰にでもある！
よくある事よ！』

看護師のくせして

愛する我が子が
自死

大丈夫なこと？
しっかりできる？
よくあること？

その言葉で

私は

地獄の底に
突き落とされました

しかも

直ぐに

職場のスタッフ全員に

息子の亡くなり方まで


知らせて回ったらしい

あの日の
あの時の事

フラッシュバック

息が苦しくなって

あの管理者の
あのことば


吐き気がする。。。。

息子は優しかったから

『気にするなって』

って

言ってる