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多読のすすめ

英語学習で、英語の文章をたくさん読むことは推奨されていますよね。
そりゃ、語学ですから、触れれば触れるだけ力はつきます。

では、英検学習者が自分のレベルをあげたいとき、どのように多読を実践すればいいでしょうか?
私は、英検2級→準1級→1級と計画的にレベルを上げていきました。
その時は手探りでした。
今振り返って、考えたおすすめの多読法をご紹介します。

おすすめ英語勉強法:多読

多読は効果があるのか?

勉強されている方が一番気になるところですよね。
効果はあります。
テキスト、過去問以外の文章に触れることは確実に自分のレベルアップになります。
後で、その理由をお伝えします。

多読のやり方

1.単語を覚える

英文をたくさん読む前に、まずは意識的に単語力をアップさせてください。
この2ヶ月はとにかく単語を覚えよう。
そんな感じで時期を決めてやってもいいかもしれません。
過去問の単語穴埋めを重点的にやったり、単語帳を覚えたり。
単語力が不足していると、自分のレベルの少し上の文章を読むのはとっても苦行です。辛いと続きません

2.自分のレベルにあった文章を探す。

ここは結構肝心です。
英検2級以下の段階は、スラスラ読める文章が限られています。
小説が好きだったら、ハリーポッターぐらいがちょうどいいかもしれません。海外の児童書ぐらいです。
2級~準1級未満の段階は、少しずつネットニュースや英字新聞、好きなジャンルの小説が読めるようになります。
準1級~1級未満の段階は小説は娯楽として読んで、引き続き新聞、ニュース、それにプラスしてeconomistなどの専門誌を読んでみるといいと思います。
大事なのは、さらっと読んでみて????となる文章は避けてください。
何事も辛いことは続きません。

3.勉強しすぎない

英語のテキストや問題集を読むときとテンションを変えてください。
問題集の長文は知らない単語を一つも逃すもんか!の意気込みで挑むことをおすすめしますが、多読用は別です。
いちいち知らない単語を調べたり、覚えたりしなくていいです。
自分がどうしても気になる!このワードが分からなくって調べたい!そうなったときだけ調べたり覚えたりしてください。

多読の効果

1.読むことに慣れる。

そらそうだ。
慣れます。英検の長文問題を楽しめるようになります。
実際、英検の長文問題の内容は結構面白いのが多いですよ!
慣れてしまえば、楽しむ余裕が出てきます。

2.単語の定着率が上がる

これが、多読における一番のプレゼントだと思います。
英検、特に1級なんて受験しよう日には、訳分からん単語を覚えるはめになります。
こんな単語いつ使うの?なんてブツブツ言いながら覚えた単語。
結構出てきます笑
色んな文章を読んでいると、ほんとに!
これが嬉しいんです!!
「知ってるー!わたし知ってるよーーー!!!」と
まるで、言葉を覚えたての2歳児のよう笑
その単語が「forensic autopsy(司法解剖)」だったり、「confinement(監禁)」だったりと、物騒ではあったりするのですが笑
機械的に覚えた単語を生きた文章の中で見つけることで、初めて自分の知識になります。
多読により、リアルにその感動を味わいました。

まとめ

英語(に限らずですが)を勉強しているときに、自分のレベルがあがっているのか、なかなか実感ができなく苦しい時期があります。
でも、多読を続けていると、ふとした文章の中に2ヶ月前までは知らなかったはずの単語を見つけ、そういえば、文章を読むことが苦ではなくなっていることに気がつく瞬間があります。
その瞬間が語学学習をまた続けるモチベーションになります。
勉強は時に苦しいですが、その中にも嬉しいことを探して、頑張っていけたらいいですね!


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