【青色と】源氏物語絵巻展【かな文字】

画像1 帰りに美術館の入り口から撮ったのだけど、スマフォのカメラにしては綺麗に撮れた
画像2 パンフレットとチケット。 なんでわざわざ土日の混み合った日にいったかというと…
画像3 この講演があったからです! 大阪大学大学院の加藤洋介教授という方が本文解説を11/21(土)の13:30〜15:00に講演されました。 元々知ってた人とかなんでもないんですが、源氏物語ってのと、美術関係の授業的なものをとても欲してました。 ただ寝坊して15分くらい始まっちゃってました… 徳川美術館が人気なのか、源氏物語が人気なのかわからないけど、愛知県内の美術館に入るのに土日でも並ぶなんて考えてもなかったです… 美術館も徳川園もめちゃ混みで講演も立ち見ガンガンのめちゃ激混みでした…
画像4 倒れてしまった女の人いたけどその後大丈夫だったのだろうか… 講演は主に今回の修正で目玉になったものの話が中心?だったのかな… ちょいちょいおふざけの入るお茶目な教授さんでした。 源氏物語の内容以外にも文字の構成や時代での違いも話していて、かな文字嚙りの人間的にとても面白かったです。
画像5 加藤教授はデジタル系はめっぽう弱いみたいで、たびたび毒っ気のあることを話していました…笑 スライドの絵巻資料をご自身で撮られたみたいなんですが、綺麗に撮れてないことを自分で文句を言っていました(-_^) 絵巻や書物ってとても細かいですよね。 年と共に中々限界がでてくるようで、まだ見つかっていない源氏物語の写本をせめて2〜3冊は研究しているうちに見つけたいなぁ…とこぼしていました。
画像6 研究者からだからこそ聞ける話ばかりで、大学時代の自分の宝の持ち腐れ状態をひしひし感じてます… 講演が終わってから展覧会を観にいきました。 激!混み! とにかく時間かかった! 閉館までの2時間ミチミチに使って回りきれました… その中でもとても気になったのがこの青色が印象的な「鈴虫二」と下手側で傘を差してる「蓬生」
画像7 両方とも加藤純子さんという方の復元模写でした。 もちろん全部綺麗な復元模写ばかりなんですが、作品観て回って特に目に止まる絵巻がこの人の復元模写でした… 絵巻以外にも書物の展示も沢山ありました。 もう感激したのが持明院基輔筆の伝本「南天蒔絵源氏箪笥 五十四帖の中」でした。 ツイッターでも同じこと書いてしまったんですが、本当に持って帰りたくなりました… 今まで観たかな文字の中で1番目が離せないものでした… 定家筆もあって1人大興奮してガラスに顔が当たらないように食い入ってしまいました…
画像8 絵巻よりも伝本がなんかもう…気持ちの整理がつかないてんやわんやでした。 もし朝から行ってても閉館ギリギリまで往復しまくってたと思います… 今思えば今回作られた源氏物語のカラー資料買えばよかった… 展覧会で現物観た後だと、印刷物との落差に買おうとは思えなかったです… でもその資料集自体はとても美しい印刷物でした… ああああああああ… もっとハンディなタイプがあればな…
画像9 お土産は徳川園よりのお土産屋さんで落雁買っていきました。 立ちっぱなし歩きっぱなし、目が開きっぱなしの半日でした〜 #源氏物語 #徳川美術館 #レポ

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