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英語を喋れるようになるまでの5ステップ勉強法


【結論】英語を喋れるようになるまでの5ステップ勉強法

  1. ステップ①
    英単語・英文法

  2. ステップ②
    リスニング・英作文

  3. ステップ③
    英会話レッスン

  4. ステップ④
    熟語・発音・イントネーション

  5. ステップ⑤
    ディクテーション・シャドウイング


  • 英語の勉強の仕方がわからない

  • 英語が苦手

そんな方に向けてこの記事では、英語喋れるようになるまでの勉強方法を5つのステップに分けて紹介します。

ちなみに私は、海外に行ったことすらなかった状態で海外留学し、1年の留学を経て英語がしゃべれるようになりました。 
今では、一部上場メーカーの海外マーケティング部に所属し、勤務7年目。
電話やメールは基本英語で、月に1度は海外出張しており、日々英語を使って仕事をしています。

英語に苦手意識を持っている人は多いですが、とはいえ英語も所詮は言語の一つ。
向き不向きで多少、習得までの時間に個人差はあれど、基本的には全ての人が取得できるものだと思っています。

私自身、今回紹介する5つのステップで英語をしゃべれるようになりました。
英語学習がうまくいかない人は、是非一度試してみてください。

Step1―英単語・英文法

英語をパズルに例えると、英単語は「ピース」、英文法は「描かれている絵そのもの」です。
基本的なものだけでも、単語と文法を理解していることは、英語喋れるうえで大前提として必要となります。

では、英単語を1万、3万、5万…と覚える必要があるのかというと、そういうわけではありません。
中学・高校で習う範囲の単語の復習で十分です。
理由は、たとえネイティブの会話であっても、頻出の単語数は非常に限られているから。

このことは下記の本で詳しく紹介されています。


この本によると、アメリカの有名なドラマで使われていた英単語をすべて調べた結果、「全体の80%がたった335個の単語だけで構成されていた」ことが分かりました。

1,900個の英単語を覚えれば、実に全体の92パーセントをカバーできるのです。

そもそも英単語の勉強には膨大な時間がかかります。
最初から英単語を完璧にしようとすると、挫折するのも無理はありません。

まずは1,000から2,000個。
基本的な英単語を覚えるだけに留めましょう。

英文法についても同様です。
基本的には中学・高校で習う範囲の英文法を活用すれば、たとえ相手がネイティブであっても、基本的に会話に困ることはありません。

英単語・英文法の勉強教材としておすすめのものは、以下の3つです。
教材選びに迷うようであれば、ぜひこれらを活用してみてください。

Step2―リスニング・英作文

Step1で英語の基礎を理解したところで、実際に会話するとなると、あと二つ必須のスキルがあります。
それが、リスニングと英作文です。

リスニング


いきなりネイティブと会話して、相手の言ったことを完ぺきに理解することは難しいでしょう。
事前の練習としてリスニング学習は必須です。

リスニング学習で特に重要なことは、スピーキングのルールを把握すること。
具体的には、「ネイティブの英語は早いのではなく、省略されていることを知る」ことです。

以下の例のように、ネイティブは会話の中で一つ一つの単語を正確に発音しているわけではありません。

  • for

    • 「フォー」 ではなく 「フ」

  • and

    • 「アンド」 ではなく 「ン」

  • have

    • 「ハブ」 ではなく 「ァヴ」

このように、多くの単語は省略されて発音されているのです。
これを把握しておかないと、ただやみくもに教材の音声を聞いているだけではリスニング力は向上しません。

たくさんの教材をこなす必要はないので、特定の教材を使って何度も何度も繰り返し聞いて、勉強することをおすすめします。

英作文

スピーキングの能力とは、いわば「自分が言いたいことを英語として組み立てる能力」です。

なぜ英作文をおすすめするかというと、「書く」か「話す」かで手法は違えど、自分の意思を英語で表現するという点が共通しているからです。

実際に話すにあたっては瞬発力が求められますが。英作文は自分のペースで考えることができます。
要するに、英作文で英語の表現が浮かばなければ、スピーキングはもっと難しいと考えられます。

英会話の準備として、英作文の学習によって言いたいことを英語で表現する練習をしておきましょう。

Step3―英会話レッスン

3つ目のステップとして、まだまだ自信はないと思いますが、実際に英会話レッスンを受けてみましょう。

野球選手が、バッティングの理想的なフォームを勉強して、イメトレだけしていてもうまくならないことは誰でも分かるでしょう。
英会話も実際に打席に立つことで、飛躍的に上達するのです。 

最初は、まったく英語表現が浮かばないうえに、先生が言っていることもほとんど理解できないでしょう。
ですが、実際に英会話レッスンを受けてみることで、自分にどのような能力が足りないかが分かります。

例えば、先生が言った英単語の意味が全然分からなかったのであれば、単語をもう少し覚える必要があります。
どんな順番で英語を組み立てれば、言いたいことが表現できるのかがわからなかったら、文法の復習が重要でしょう。
先生の発した音と英単語がリンクしないのであれば、発音の勉強が必要かもしれません。

このように英会話レッスンを実際に受けてみることで、見えてくることがたくさんあります。

最初は不安ですし、緊張するし、怖いと思いますが、できるだけ早く英会話レッスンに挑戦してみることをおすすめします。

ちなみに私は、パスポートを取得して初めての海外渡航が留学でした。(笑)
やってみればなんとかなるものです。
騙されたと思って一度チャレンジしてみてください。

Step4―熟語・発音・イントネーション

英会話レッスンを受けてみると、先生が複数の英単語を組み合わせた表現をしていることがわかります。
要するに、個々の英単語の意味を理解するだけではなく、熟語をマスターすることも英会話能力の向上において、重要となります。

英熟語とは、例えば以下のようなもの。

  • take care of (世話をする)

  • catch up with (追いつく)

  • by the way (ところで)

ただし、これはあくまでStep4です。
いつまでたっても英会話レッスンにチャレンジできなくなってしまいますので、「熟語をマスターしてから会話練習をしよう」と考えるのはやめましょう。

また、実際の英会話でつまずくもう一つのポイントが、発音とイントネーション。
日本人が、英語が苦手な大きな理由の一つに発音の違いがあります。
例えば、日本語の母音が「あいうえお」の5つであるのに対し、英語では26個もの母音があると言われています。

要するに、普段日本語を話しているときに聞くことがない発音が英語では頻出するのです。
そのような発音があることを論理的に理解しておくことが、リスニング力を上げるうえで非常に重要です。

またイントネーションに関しても、日本語は音の高低に波がなく、フラットな話し方が特徴な言語です。
それに対し、英語はリズミカルな音の高低差によって、強調したい部分や伝えたいことを的確に表現しています。

参考として、英語のイントネーションの特徴がわかる、私が大好きな動画があります。
それが以下の動画です。

この方は、ただスターバックスに怒っているだけなのですが、それがラップのように聞こえるということで日本でも有名になった動画です。

英語のイントネーションの特徴を理解し、できるだけ真似てスピーキングをすると、意外なことにこちらの英語を聴きとってもらいやすくなります。

ということで、英会話レッスンを実際に受けてみたあとは、熟語と発音、イントネーションにも注目して、勉強の幅を広げましょう。

Step5―ディクテーション・シャドウイング

最後のステップが、ディクテーションとシャドウイングです。
そもそもディクテーションとシャドーイングがどういう勉強法かというと、簡単に説明すると以下の通りです。

  • ディクテーション

    • 音声で流れてくる英語を、紙とペンで文字に書き起こすというリスニング勉強方法の一つ。
      聞き取りながら、なおかつそれを書き起こさないといけないため、通常のリスニングよりも難しい勉強方法。

  • シャドウイング

    • 音声で流れてくる英語にあわせて、追いかけるように一緒に発声するというスピーキング学習方法の一つ。
      聞き取った英語をすぐさま発生しないといけないため、リスニングとスピーキングの両方の能力上達が見込める勉強方法。

どちらも難しく、上級者向けの勉強方法です。
初心者がいきなりりやるのは難しいかもしれませんが、英会話レッスンに少し慣れてきたら、さらなるスキルアップとして日々の学習に取り入れましょう。

まとめ

以上が、0から英語を話せるようになるまでの5つのステップです。
1ヵ月や2ヵ月で全てをこなすことは難しいでしょう。

ですが、半年、一年と続けるうちに、始めた当初の自分からは想像できないほど、英語が分かり、話せている自分に気づくはずです。

なお、英会話レッスンを受けるにあたって、おすすめは駅前の英会話教室ではなく「オンライン英会話」です。

オンライン英会話は圧倒的に料金が安く、本場の外国人講師のレッスンを受けることができ、かつ無料教材が豊富にそろっているという特徴があります。

また。グループレッスンではなく、マンツーマンレッスンを受けられるため、学習効率が高いという特徴もあります。

一人で勉強するのは寂しい、そもそもオンラインレッスンに抵抗がある、などのデメリットもありますが、コスパが良い勉強方法としては非常におすすめです。

おすすめのオンライン英会話スクールや選び方、オンライン英会話のより詳しいメリット・デメリットについては、私が運営する「英会話スクールセレクション」というサイトでも紹介しています。

今回紹介した5ステップ勉強法についても、より詳しく紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

終わりに

今回は、まったくの初心者が0から英語を話せるようになるまでの勉強方法を、5つのステップに分けて紹介しました。

この順番で英語を勉強すれば、多くの方は半年から一年で、ある程度英語を話せるようになると思います。

ぜひ一度試してみていただき、もしも途中でつまずくようなことがあれば、この記事にコメントなどで残しておいていただければ、できる範囲で個別回答もするようにします。

この記事を読んでくださった一人でも多くの方が、英語を話せるようになり、夢を叶えるきっかけになれば嬉しく思います。

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