占い師の役割
初めまして。
EIKAといいます。
京都で占い師として活動しています。
私の母が独学で四柱推命や氣学、姓名判断などを勉強して、縁ある方々に自分の占いを使って悩み相談に乗っているのを、中学生位に知り、それからその姿を傍からですが見て育ちました。
私はと言えば
小学生の頃に雑誌の占いコーナーを見たり、図書室で「占い入門」という本を借りたり、なぜか本屋でタロットカード付きの「タロット占い」という本を買ってもらったことがあるのを記憶していますが、特に占いにハマったことはありませんでした。
母が占いをしていることを知ってからは
学校の友人に話して、「是非見て欲しい」という友人を何人か母に紹介したりしましたが(学生だし私の友人なのでタダでみてくれていました)、私自身はあまり母に相談することはなく、占いの勉強をしたいと思うことはありませんでした。
母以外の占い師の所に行ったことも若い頃はありませんでした。
私が成人し、恋愛し、結婚した時も
子どもが生まれた時も
今考えたら母が占い師で姓名判断や運氣を見ることが出来るのですから、良い時期を見てもらったり、良い名前を付けてもらうことも出来たんだな、と思うのですが
当時の私は、母に相談することはありませんでした。
子どもの名前は
私達親が考えた名前を知らせたら
「良いんじゃないの」とだけ言って、特に意見してきたりはありませんでした。
私が「どうしよう?」と相談したわけではないので
私の決めたことを尊重してくれたんだろうなと今は思います。
当時の氣持ちはどうだったのか、特に聞かないまま、母は亡くなりましたが、きっとそうなんだろうと思っています。
私も奇しくも母と同じように占いを学び
同じように娘が自分の子どもの名前を
自分達で考えて決めたものを
報告してきた時に
そんな心境になりました。
占いというのは
占って欲しい人が
占ってもらいたい人や占術を選び
相談を持ちかけて初めて成立するもので
別に占ってもらいたくない人を
勝手に占うのは好ましくないと思います。
占いの勉強の段階で
芸能人や家族、友人知人などをこっそり?「勝手占い」はよくさせてもらいましたが
頼まれてもいないのに占った結果を相手に強引に伝えたり、ましてや意見するなどはご法度だと思います。
占いだけで
運勢や性格を「決めつける」のもNGだと思います。
占いの上手な取り入れ方として
よく
「良いことだけ信じる」という話を聞きます。
良い活用方法だと思います。
わざわざ悪いことをクローズアップして
落ち込むためのものではないのです。
占いは「自分を知る」ために上手く活用して
幸せになるヒントにすれば良いのです。
自分の性質や運期の波を知り
より良くなるために活用していくのが
ベストな使い方だと思うのです。
「悪いことがあれば言って欲しい」
そんな言葉も時々耳にしますが
その心には
不安なことは前もって知っておきたい
良いことばかりなはずはなく
悪いこともあるはず、という氣持ちがあるのではないかと思います。
でもまずは
自分にはこんなに良い所がある、と
知って欲しいと思います。
もう一度繰り返しますが
占いは
わざわざ悪いことをクローズアップして
落ち込ませるものではないと思います。
氣を付けた方が良いこと、として
お伝えした方が良いことはお伝えします。
でも
聞かれてもいない
まだ起こってもいない
予想もハッキリしない
ネガティブな情報よりも
その人がまだ氣付いていないけど
氣付いたらより幸せになれることを
たくさんお伝えしたいなぁ。
占いは
受ける人に元氣と活力を与えるもの。
そういう時間をご提供していきたい!
自分をより輝かせるには
どうしたら良いのか
自分がより幸せになるには
どんな行動が最適なのか
共に考えていく時間になれば…
そんな占いで
幸せな人が増えることが
この私
京都のいち占い師の願いです(^^)
ちょっと初回は
自分の占い論を語るみたいになりましたが
これから
占いの現場での小話や
占いを通じて知った大切な心の話など
綴っていけたらと思っています。
よかったら
またお読みいただけたら嬉しいです。