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永寿院施餓鬼供養【福岡市博多区】

こんにちは!
7月20日に永寿院で施餓鬼供養を行いました。
檀家さんもお参りに来ていただきありがたいことです。

施餓鬼とは?

施餓鬼とは字の如く餓鬼に施す行事です。
六道輪廻の一つである餓鬼道に堕ちて飢えに苦しむ餓鬼に食べ物を施し苦しみから救う目的としたものです。
餓鬼は常に飢えに苦しみ食べ物を探しさ迷い、食べたとしても炎となり消え飲み込むこともできません。
とても可哀想ですね。

施餓鬼棚

しかし、この施餓鬼棚に食べ物、飲み物を御供えし洗米、水を餓鬼に対して施すことで餓鬼は救われます。
これにより生じる功徳を先祖、お参りに来られた方々に振り向けられます。
施餓鬼というのは多くのお寺で盛んに行われています。
また餓鬼だけではなく有縁、無縁、三界万霊(ありとあらゆる生命)に対しても供養をしており、慈悲の心が込められています。

私はこの施餓鬼供養の教えは、普段の生活にも当てはめられるのではないかと思います。
自分だけではなく困ってた人がいたら助け、それが他人でも関係なく手を差し伸べて救ってあげれるんではないでしょうか。

施餓鬼の行事が終わり檀家さんとお弁当をいただきました。
檀家さんと一緒に食事することはあまり機会がないので色々お話しもでき、とても良い時間を過ごさせていただきました。
もっとこのような機会を増やし、少しでもお寺を身近に感じてもらいたいです。

永寿院(臨済宗大徳寺派)
812-0037
福岡市博多区御供所町13-7
092-291-8004。



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