フリーランスのゴール設定は、超重要
フリーランスのススメ。
今回のコラムでも「フリーランスのススメ。」と題しまして
〜美容師は個人で最強を目指すべき〜ということをテーマにして、フリーランス美容師の流儀を、私見たっぷりにお届けしていきます。
新しい美容師の働き方の提案として「フリーランス美容師の教科書」を書きました。
美容師はもちろん、美容師を志す人にも読んでいただきたい内容となっています。
今回は、「フリーランスのゴール設定」についてお伝えしていきます。
ゴール設定は超重要
フリーランスとして働いていく中では、ゴールの設定という事が超重要になってきます。
これは、フリーランスに限らず全ての人に当てはまることなんですけどね。
とても大切なことなのでもう一度言います。
ゴール設定が超重要なんです。
ここでは、無責任なことは書けないのでゴール設定のやり方の詳細は省きますが…ゴール設定は最も大切な事柄です。
それは、本来目標とする方向性が全く違えば180度違う道を行くことになり、結果も望むものにはならないからです。
例えば、山登りをする時には頂上を目指して登ります。その頂上がゴールです。そのゴールに向けて途中の休憩所やトイレなどのポイントを通過しながら頂上を目指していきます。
その山の頂上というゴールに向けて、休憩所やトイレなどの短期的な目標を積み重ねていき、ゴールにたどり着くということなんです。
もし、短期的な目標設定を間違えてゴールとは反対方向に進んでしまったとしても、その場で反省し方向転換すれば良いのですよ。
最終的なゴールをちゃんと設定していれば、時間が掛かったとしても最終的には、ゴールにたどり着けます。
しかし
最終的なゴール設定自体を間違えてしまっていては、全く違う山に登ってしまい頂上に着いた時に、「この山じゃない」と気がつくのです。
だから、ゴール設定は非常に重要なんです。
そしてもう一つ、「ゴールは他人に話さない」ということ
こちらも覚えておいてください。
こちらは、簡単に言いますと例えば周りの家族や友人、同僚などにあなたのゴールを語ったとしましょう。
すると…
「そんなの出来るわけないよ」
「現実を見なさい」
「あなたには、無理よ」
こういった経験は、過去にあるのではないでしょうか。
そうすると自分でも無理じゃないか?と思うようになり結局行動できなくなってしまいます。
そのため、ゴールは人に話さないことです。
今回は、ゴール設定の大切さについてお伝えしました。
ご自身の思考に役立ててみて下さい。
今まで培ってきたモノに価値はない
今までの知識や技術をベースにして、今の情報を集めそれをどう組み合わせて形にしていくのか?
この問いかけがイノベーションへと繋がっているんです。
今までの常識は、捨てましょう。
そして、新たな情報をどんどんインプットしていく事です。興味が湧いた本は片っ端から読みましょう。Kindleでもいいし図書館から借りてもいいんです。
その内、本の読み方も変わってきます。要点を捉えて読めるようになるんですよ。興味がない本は、すぐに見分けられるようになるのでその時点で読むのをやめられて無駄な時間を使わずに済みます。
ネットのニュースなどもそうですね。「この記事は、為になるな」とか「この記事は読む価値ないな」とかの判断も速くなります。
そうすると、より効率的に上質な情報を集められるようになります。
その情報は無意識的に、頭に残っているのでふとした時にアイデアが浮かびます。
例えば、今この文章を書いているのは深夜4時なのですが、本を読んだり動画を見たりと作業をしていて夜更かしをしてしまいベットに入ってもなかなか寝付けずにいた所
「これまでの常識をもとに考えるんじゃなくて、今の情報を収集してそれを組み合わせればいいんだ」
と閃いたんです。
そう、それはさっきまで情報に触れていたからこそ浮かび上がってきたアイデアだったのです。
こうやって得られた気付きは、一生忘れないでしょうし、日々アップデートされていく事でしょう。
アイデアは情報の組み合わせです。
昔は、その情報は本や新聞などでしか得ることができませんでした。
しかし、今はスマホがあります。現在の最新情報を大量に収集することで、新しいアイデアは急に浮かんできます。
これも、情報の一つとして頭にインプットしておいて下さいね。
Q&Aコーナー
こちらでは、読者の方に頂いた質問に対して答えていきます。
※参考になるため、過去の質問も載せてあります。
Q.フリーランスになる美容師さんはシェアサロン等に契約するかたがほとんどなのでしょうか?
A.フリーランスになる美容師さんは、はじめは美容室と契約する方が多いでしょう。フリーランス美容師といっても様々な働き方があります。その働き方は、自由でありご自身のライフスタイルにより自由に決められるのです。それが、フリーランスの真骨頂なんですよ。美容室と契約する以外にも、ご自身でフリーランスの美容室を経営して、そこで同じフリーランス美容師さんと「サロンをシェアする」という形も考えられます。しかし、この場合は、ご自身がオーナーとしてサロンに立つのは控えた方が良いと思っています。何故なら、ご自身のサロンだとどうしても他の美容師さんと横の関係ではなくなってしまうので、自由な空気感が無くなってしまい結果的にフリーランスの美容師さんの居心地が悪い空間になってしまうからです。その為、現場には行かず、不動産投資の感覚でご自身のフリーランスサロンを開く方が良いでしょう。何にしても、フリーランスとして自由な視点で働くことで視野が広がり新しいご自身に驚かれることでしょう。
Q.確定申告の仕方はどこでどうやって教わったのですか?
A.確定申告の仕方は、基本的にはネットで検索してやり方を調べました。マネーフォワードなどのサイトでも分かりやすく説明してくれています。そして、どうしても分からない事などあれば、国税庁の相談ダイヤルに電話して税理士さんに聞いていました。
税理士さんに聞いても経費計上などで、グレイな部分は意外と多くあります。
よく、「何が経費になるの?」と聞かれたりしますが美容師で言うと、仕事に関する出費は経費として計上するという単純なモノなんです。
Q.確定申告は、どのようにされているのでしょうか?
A.現在、確定申告は自分で行なっています。
今までは、顧問の税理士さんに頼むというのも一般的で情報なども少なく、本などを見ながら知識を収集するといった感じだったんです。
今は、MFクラウドなどネット上で経費の管理をして確定申告も思っているよりも簡単にネット上で用紙も作れてしまいます。
分からない事は、ググればある程度理解できます。
それでも、分からなければ国税庁の相談ダイヤルがあるので相談してみると良いですよ。
Q. こんにちは。コラムを読んでの質問なのですが、勤めるという働き方。海外ではフリーランスが一般的だと聞きましたが日本はいわゆる「勤める」型ですよね。この差って何なのでしょうか?また日本で浸透していない現状は何なのでしょうか?
A.こんにちは。働き方が国によって違うのは税制や法律が大きく関係してきます。「フリーランス」が一般的な国もあれば、日本では会社に「勤める」型が一般的になります。
日本の一般的な税制では、給料から税金が天引きされていて、確定申告も自身で行わないので税制に関してあまり知らないという方も多いでしょう。
その為
フリーランスとして独立した時と、会社に勤めている現状でどちらが自身の収入に対してかかる税に関して有利なのか?という計算をしようという観点自体がない方が多いという事です。
後は、
日本の美容業界では、美容学校に通い美容師免許を取得し美容室に就職するというレールが敷かれているからという点がフリーランスが浸透していない原因となるでしょう。
ご質問や感想お待ちしています
このコラムでは、美容師が個人で最強を目指すために何が必要なのかを
毎回、様々な視点から私見たっぷりにお伝えしていきます。
また、こちらのコラムにて質問も受け付けております。
フリーランスのことや美容師の働き方、プライベートなどなど、どんな質問にも出来る限り答えますので、TwitterやFacebookなどからお気軽にDM頂ければと思います。
このコラムの感想などもいただけるとパワーになります。
頂いた質問や感想は、匿名でコラムで紹介していきたいと思っています。
フリーランス美容師の教科書
新しい美容師の働き方の提案として「フリーランス美容師の教科書」を書きました。
美容師はもちろん、美容師を志す人にも読んでいただきたい内容となっています。
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