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雑感・2020年6月14日

常任指揮者を拝命しております市民吹奏楽団の練習が再開しました

もちろん色々なことに気をつけての再開です

団で入口に消毒液を設置、休憩毎の換気に清掃、トイレにハンドソープを用意するまでしています

ここまでせねばならないのか?とも思いますし、これだけやっても足りないような気もします

たぶんどこまでいっても正解は後々分かるものですし、どこまで用意しても心配は尽きないんでしょうね

市民吹奏楽団というものは、よほど恵まれた条件が揃わない限り、公共の施設をお借りして活動することが多いと思います

そういった日頃からお世話になっている施設にご迷惑をお掛けしたくないという気持ちも強いのだろうな…

まだまだ練習再開を果たせない団体も多い中、こうやって施設をお借りし練習出来る事は本当に感謝ですね…ありがとうございます

さて、練習の仕方も工夫しないとあっという間に密になります

合奏なんて出来ません…

そこで始めたのが、少人数のパートレッスン

もちろん少人数であっても守らねばなりません

ソーシャルディスタンス!

指揮者位置から遠いですね~

これ、イスの一列目と二列目がちょっと近かったです…理想はもう少し広い感じ…

でも横はTT兄弟が出来るくらい離れてます(笑)

大学で実施しているように透明のビニールシートで仕切りが作れたらなお良いのですが、そこまでは難しく…

この形で午後から夜まで入れ代わり立ち代わりレッスンです

やはり良いものですね、現場って

とてもいい疲労感   ただいまって感じです

少人数でのレッスンって、良くも悪くも沢山のものが見えるんです

まだまだリハビリみたいなものですが、今まで指摘してこれなかった事を伝えるいいチャンスにもなるので、期待を持って取り組んでいます

この先にいつか開催出来るであろう演奏会に向けて出来る事をするのみですね

僕には常々思っていることがあって…

今日帰宅後に見たテレビ番組の中で、ある演奏家の方がとても上手く表現されていたのでここに記しておきたいと思います

音楽の良し悪しは演奏技術の水準で決まるものではない(要約)

思わずテレビの前でうなずきました

もちろん技術の高いほうが良いに決まってるし説得力は増します

でも、プロアマ問わず、一表現者として忘れてはならないことだと…

この想いは皆に伝えたいですね

いつか想いを共有できる日が来ることを信じて…

今日の雑感でした。

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