名前の由来
お題がありましたので…
見出し画像は、あるお寺です
こちらは父の実家で本家だった寺院ですね
過去形なのには訳があり…今は別のご住職が守っておられます
とはいうものの、ルーツであることは間違いありません
今日は僕の名前の由来について…
山号(さんごう)ってご存じですか?
ほら、○○山○○寺とかよく聞くでしょ?
これの、○○山のところが山号ですね
有名所でいくと…
浅草寺!
浅草寺の山号は金龍山です
下の写真に手洗い場が見えると思います、そこに書いてあるの見えますか?
山松ってありますよね?
古いものなので右から読んでくださいね
そうすると、松山 となります
はい、僕の苗字です(笑)
勘のいい方はもうお分かりですね
そう、僕の苗字は山号なんです
山号としては、松山と書いて しょうざん と読みます
名前は しょうざん ではなく まつやま ですけどね
初めて知ったときは驚きました…なかなかの衝撃です
僕は得度しているわけでもなく、しがない音楽家ですのでここを継ぐことは無かったと思うのですが、色々思うことはありますね…
幼い日に聞いた時の記憶が確かなら、室町の時代からあるそうです
長い長い年月を自分の祖先が守ってきたと思うと、何とも言えない感情が湧いてきます
こういった感情も音楽の糧、芸の肥やしになるのでしょうか?
もしかしたら、脈々と受け継がれてきたクラシック音楽を生業にしているのは、こういった 血 なのかもしれませんね…
血といえば…祖母はこの地で音楽教師だったらしいです、戦前から戦中の話ですが…
由来って面白いですね。
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