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雨の詩を一篇

一篇の好きな詩を
読んだ後の
遠くの雨の景色は
どこか濃青が混じっている

一篇の好きな詩を
読んだ後の
喫煙所のタバコの煙は
どこか無害な気がした
いや、そんなはずは決してないのだが…

早朝 いつもの図書館の
隠れ家で
ひとり読んだ
一篇の爽やかな詩を
想い出す
こういうひと時があって
全ての行動は始められる

大好きな詩は心の栄養
周りに見える景色を
一変させる
ほら、
いつの間にか
一片の青空

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