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【動画制作全部見せます!】Step3 絵コンテ作成 ~これが一番大事!~

動画制作の手順を、
実際に自主制作の現場をお見せしながらお伝えしております。
最初の動画で手順が9つあり、さらにその中で一番大事な手順がある、とお伝えしましたが、、、、まさにこの絵コンテ作成がその手順になります。

その理由も含めてお伝えします。

前回の手順Step2シナリオ作りで決めたシナリオを、絵コンテに落とす作業です。大事なポイントが4つあります。

1、具体的なシーン描写をすること

撮影スタッフが違うケースが多いため、違う人でも理解できることが大事です。そのため
・柱=場所、カメラ画角
・セリフ=人物の話す言葉
・ト書き=人物の動作やシーンの状況を具体的に
の3つの要素が必要となります。

2、全シーンを書き出す

撮影前の最後の準備です。1シーンたりとも無駄なシーンはないはずです。特にCMなど短尺の動画に関しては、全てのシーンに意味があります。その全てを書き出すことが大事です。
ちなみに、
書き出した全シーンに記号を入れることで、撮影素材のファイル管理にも役立ちます。私の場合
起-1,起-2,承-3,承-4,転-5,,,
といった形にナンバリングしてます。こうすることで撮影の漏れもなくなりますし、編集時にとても楽です。参考にしてください。

3、何度も読み返してメッセージが伝わっているかをチェックする

撮影最終準備です。ワンシーンで伝わる内容が大きく変わってきます。だからこそ、この絵コンテ作成の段階で、どれだけこだわるかが大事です。
絵コンテを作成したら、何度も読み返し、Step1,2で決めた戦略、シナリオがちゃんと伝わるかを確認し、改善しながら作成します。
ですので、この絵コンテ作成は数日、長ければ数週間かけて作成するケースもあります。

4、ロケハンと同時に仕上げる

絵コンテ作成をいざ始めると滞ることも多いです。場合によっては一つ目から進まないケースも多いです。そのためロケハンも同時に行うのもおすすめです。特にロケーション撮影などは、現場でないとわからない部分も多くあります。
ただ、絵コンテを全く作らずロケハンすることはお勧めしいません。ある程度撮影するシーンを考えた上でロケハンしないと、見るべきポイントがわからないからです。
>ギリギリまで事前に絵コンテを考え
>ロケハンに行き
>絵コンテを完成させる
という同時並行が良いかと思います。


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