はじめましての決意表明。
55歳を迎え、役職も無くなり、月給で手取り13万円も減って約半年・・・それでもこれまでの人生で、自分は今が一番生き生きしてると思う。
大切に応援してる〝長女〟にも言われたしね。
うん。本当に今、イキイキしてる。
日本酒は1升3000円→1000円前後の紙パックに。
ウイスキーは業務スーパーの4リットル数千円に。
それでもさ、これが今までと変わらず旨いんだなぁ。いや、今まで以上だね。つまみもね、値段のグレードは落としたけど、味のグレードはむしろ上がってる。
安くても本当に旨い酒を選んでるのもあるけど、酒と同じくらいに好きなものが、そして好きな人達がいるから。いや、愛してるって言っていいのかな。うん。
ちょっと照れるけどね。
歌、芝居・・・こんなにどっぷりハマって、いわゆる「推し」が出きるなんて思いもよらなかった。
その「推し」達に押されて、夢だった編集者の仕事をやり始め、創作の真似事の足掛かりをやり始めちまってさ。
19歳の時にヘッタクソな小説と言えないような小説を書いて以来ですよ。って、笑っちまうよねぇ。
高血圧だけど酒はやめたくないので、タバコをやめた中年。っていうか〝アラ還〟
結婚はしてるけど、子供はいない。
火遊び経験あり。懲りたけどね。あの時ああしていれば、こうしていればという反省が今に生きているかな。だから9歳(学年では8つ)年上の妻をとても愛してるし、ラブラブだったりする。
でも、同級生だった1番の親友は、後厄の年にくも膜下出血で亡くなった。2番目の親友は去年に父が亡くなった時にメールしたら返事が無かった。3番目とは、とっくに音信不通・・・ってさ、親友に順番つけてたら、とっくに人間終わってるって。だから、もちろん他の旧友達とも会っちゃいないってさ。情けないよね。
あっ、1人だけSNSで繋がってる一番古い友人がいる。もう10年以上も会ってないけどね。
会社にも友人はいない。たまに飲む人はいたけれど、ことごとく縁が切れちまったよ。
そんな俺だけど、その会社がらみで出会ったんだ。テレビに出てた、あの人と。
デビューアルバムを買ったきり、すっかり忘れていたシンガー・ソングライター。
それこそ昔あったテレビのバンドバトル番組で勝ち上がったBEGINを初めて見たときと同じくらい衝撃的で、めちゃくちゃパワフルな女性ボーカリストだった。
性格もね、あっけらかんとして。大胆不敵。でも繊細。それが何度か出ていたテレビでの印象で、何となく覚えていて、ある日、TSUTAYAでCD売っていて・・。
でも1回聴いて「やっぱすげぇや」と思ったのに、仕事に忙殺されて、すっかり忘れていた。
そんなあの娘と出会ったんだ。
〽️出会いはいつでも偶然の風の中ぁ~
って歌った、さだまさしスゴイ。
慌ててCD買ったよ。デビュー含めてソロでミニアルバム計3枚出てた。他にオムニバスのカバーアルバムに1曲。更には男女ユニットで1枚。
そしてCDは出してないけど女性デュオを組んでた。これがまた強烈なコーラスでビックリしちまって、すっかり相棒のファンにもなった。
それでも無名。これまたビックリ。
更には弟もバンドやってて、それがまぁ最高にかっけぇーんだ。でもバンドは空中分解してて、この時は弟分のDJと2人でやってた・・・。
その4人が自分の子供のように、可愛くて、愛しくて、とても尊敬してて・・・。
最初の娘が年齢的に次女。相棒が長女。弟が長男。その弟分が次男。
そして、この出会いが自分の人生を動かすなんて、思いもしなかった。
それがはっきりしたのが、〝うたうたい〟を自称する長女が参加する演劇集団と出会ってから。まさかそこを〝ハコ推し〟するようになんて・・・。
それからというもの、ライブに芝居に奔走し、1日3本掛け持ちも当たり前。その分、切り捨てるものは切り捨てて節約。そして仕事以外は妻との大切な時間を過ごす日々。
そして観劇仲間の1人が役者になり奮闘してるのや、推し達が頑張っているのを見ていたら、居ても立ってってもいられなくなった。 「俺何やってきたんだろう。ずーっと怠けて、ライターになる事をほっぽりだして。情けない」って。
気づいたら、推しの記事を書きたい一念で編集者になってた。芝居や音楽の人脈作って、その傍らメモ魔になって小説の構想を練る日々だ。
できれば脚本を書きたい。でも、芝居を見れば見るほど、小説を読めば読むほど、尻込みしそうになって、また逃げたくなっちまう。
そんな時、4人の〝子供〟たちが歯をくいしばって頑張る姿を見せつけるんだ。くじけず、逃げず、立ち向かう。
だから、俺もやる。 その第一歩が、このnote。 小説を書いたら載せるなんて言ってたら一生無理そうだから、見る前に跳べ、だ。
コラムでも何でも、人に読まれることを前提に、1つずつ丁寧に書き紡ぎ、やがて創作を発表する為の〝アラ還〟男の決意表明。
〈ここに出てくる人物たちは実在していて、今現在それぞれが自分を主人公として懸命に活動しています。安倍みなみ、亜季緒、SILVERTREE、オハヨウ劇場40分。その活動を一度でいいから覗いて頂けたらと思います。そして私自身は、これからここでコラムなどを書きつつ、いつか小説を発表したいと本気で思っています。こちらもお付き合い頂けましたら幸いです〉
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