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文章力定期健診 2021.7

最近左足から小石を錬成しているなと思っていたんですけど、どうやら靴に穴が開いていただけでした。

定期検診というからにはそろそろやっておかないといけないなと思ったので、やりましょう。
久しぶりだからもう言葉が尽きちゃった。

今回もランダム単語ガチャを使わせていただきます。

1.語彙レベル1〜2の単語から一つ引き、その単語を分かりやすく説明する。
2.語彙レベル1〜3の単語から一つ引き、その単語を描写する。
3.語彙レベル1〜5をそれぞれ一つずつ引き、全ての単語を使って一連の文章を書く。

前回が悲惨だった印象があるから正直あんまり見たくなくて、ルールをコピペしてきたのも早々に退散してきたんだけど、具体的にどうやって文章力を測ったらいいのでしょうか。




1.語彙レベル1〜2の単語から一つ引き、その単語を分かりやすく説明する。
(シンキングタイム1分、制限時間3分)

お題:漫画家

漫画を描く人。一般的に漫画を描くことを生業とする人のことを指す。
漫画家になるには、編集者に自作を持ち込んだり、コンテストで良い結果を収めることで、コミック誌で読み切りや連載を持つという流れが一般的である。多分。


2.語彙レベル1〜3の単語から一つ引き、その単語を描写する。
(シンキングタイム1分、制限時間5分)

お題:位置情報

衛星が位置情報を受信する。
その情報を使いたいのはきっと彼一人なのだが受け取ったものを返信するのが僕の仕事だし、彼は自分がこの世にはいないことなど気づいていない。


3.語彙レベル1〜5をそれぞれ一つずつ引き、全ての単語を使って一連の文章を書く。
(制限時間60分)

お題
ありがとう

終電を逃す
資本金
GZK限界

私の勤めている会社が超が付くほどのブラック企業なんですよ。
何を隠そう先代の社長が創業者なんですけど、とにかくやばい人なんですね。
「俺のおならはGZK限界を超えるんだ。だから俺を天文学者に会わせない方がいい」っていうのが口癖でした。

総務部の加藤課長は先代からこう言われたことがあるんですって。
「この会社は資本金が800万バルカンなんだぞ」と。
なんなんだその聞いたことのない通貨は。
課長も課長で、「うちはまさに理事の火薬庫ですもんね」と返したんですって。
そしたら課長のその月の給料が手取り5万2800バルカンだったんだよって言ってました。

社訓も創設からずっと変わっていないらしくて、
「馬のように働け、働かざる者食われるべし」
も先代の座右の銘だったんですね。
おそらく競馬に負け続けていたんじゃないかなと思っていますけど。
私は弊社で5年働いていますが、続けているのはコピー機があほみたいに速いから。その1点につきます。

そんな弊社も先代が天文学者に拘束されて職務を果たすのが難しい状況になり、去年社長が2代目に変わって、ようやくまともになっていくと安心した矢先、2代目が打ち出した経営策が、「終電を逃すたびに”終電を逃した手当”として会社でモルモットを1匹飼う」というものだったんです。
ふざけんじゃないよ!!!
こちとら会社の所在地が富士山の6合目なんだよ!
絶対に間に合うわけないんだよ!

その日から毎日モルモットが825匹増えていきました。
そんな中でも今までと変わらない日々が続いていたのですが、昨日、策の実施5日目からいる耳ブチ25号が、弊社のハイスペックコピー機に吸い込まれてぺちゃんこになってしまいまして。
骨が強かったのでなんとか一命をとりとめたのですが、コピー機が使えなくなってしまったのですね。
私は心の中で耳ブチ25号に「ありがとう」とつぶやきました。


後記

こういう言葉はあまり使いたくないけれど、深夜テンションだなって思いました。
文章力ってこういうものだったっけって疑心暗鬼になる感じ、最初に語彙レベル5の言葉を調べる時間が5分くらいあること、やってて思い出しました。
(問3は1分くらいのアディショナルタイムを使ってしまいました。)

書くのって本来制限時間とかじゃないよなっていう思いが第1回からあって、まあ今回もそうは思っていて。
でも僕があんまり書かなくなったのって、(性根の飽きっぽさと怠惰さをいったん無視すると、)文章を組み立てるのが根本的に苦手で、無駄に長い時間を取ってる感じがして苦痛だったってのはあるよなと。
だからこんな感じで時間で区切りをつける練習は、僕には合っているのかもしれないなと思いました。
そして、巧拙をあんまり気にしないでやみくもに変なことを書くっていうことが今回出来て、良いデトックスになったなっていうのも思っています。


ではまたきっと、近いうちに。
企画として考えているものがあるんですけど、結構ヘビーそうで二の足を踏んでいます。

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