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MUP WEEK-20 仕組み化スキル

1940年、マクドナルド兄弟によってアメリカ・カリフォルニア州で誕生したマクドナルド。今では世界中に約3万5千店(2013年当時)まで拡大されています。
どこのどの店舗に行っても同じ味、同じサービスを受けられますが、その秘訣が今回の講義内容です。

人やお金がいらなくなる仕組みが経営拡大の最低条件

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起業し軌道に乗り始めると一人の力ではどうしようもなくなります。そこで人を雇用し事業の拡大を図ることを考えます。
しかし、人は生き物ですから、それぞれのスキルも、働き方も、働く目的も異なるのが当たり前です。しかし、そのままだと纏まりが無く、組織としても機能しません。そこであらゆる所に仕組み化が必要となるのです。

組織の仕組み化

組織を形成すると一番厄介なのが社員のモチベーション維持です。飲み会や懇親会で社員のモチベーションを上げても、私生活の問題等の外部要因でモチベーションは簡単に下がってしまいます。そのような、その日によって上がったり下がったりするものでサービスの質が変わったりすると会社の信用問題にもなります。

「モチベーション=パフォーマンス」に左右されない仕組み、すなわち、人に依存しない仕組みが必要となります。

マニュアル化とタスク化の徹底

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マクドナルドやコンビニがいつでもどこでも一定のサービスを提供出来るのは、徹底したマニュアル化とタスク化にあります。これを徹底することでモチベーションという不安定要素を排除しているのです。
常に「もし1,000人規模の組織だったら?」というスタンスでビジネスを設計することが大事です。いつでも誰でも一定かつ最高のパフォーマンスが発揮出来るようにマニュアル化とタスク化は重要となります。

トップ営業マンを作らない仕組み化

動画で新人研修・営業活動を行うことで徹底的な効率化
今は動画やオンラインが当たり前の時代。研修に動画を使用し画一的に教育、また営業も動画を用いてクライアントに対して同一レベルの営業活動ができます。各営業マンのスキルのバラツキは不効率となります。

クライアントを選ぶこと
あるクライアントの特別待遇を認めてしまうと、波及して収拾が付かなくなります。業務フローから外れることは認めないようすることが大切です。
無理を言ってくるクライアントは思い切って切り捨ててしまうことも自社の成長には重要なことです。

マネージメントの仕組み化

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組織を機能させ、最高のパフォーマンスが発揮出来るようにするのがマネージャーの仕事です。しかし、組織にはいろんな考え方、目的を持った社員が働いています。しかし、マネージャーのほとんどが同一マネージメントを行っているのがほとんどです。
ピーター・ドラッカーの「マネジメント論」では、労働する人は3種類に分類されると提唱しています。

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組織の人間をこれらの3種類に分類し、それぞれに合ったマネージメントを行わないと、優秀な社員を失いかねません。


対内部、対外部へ向けた有効な仕組み化が経営拡大の最低条件となるのです。


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