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税金について①

こちらの記事は税制初心者が仕入れた浅い知識と情報を纏めたものです。情報等に間違いがあり、読まれた方に何らかの損害・不利益が生じても、当方は一切の責任を負いませんのでご注意ください。また、当然ながら違法行為を推奨するものではありません。

サラリーマンである私の給料からは、毎月必ず税金なるものが引かれています。あまり気にすることも無く、当たり前のように引かれている税金。払わないといけないものはしっかり払うけど、言われるがまま、取られるがままで本当に良いのか。少し纏めたいと思います。

・収入と所得

収入?手取り?手取りと所得は同じ?
全く無知なおバカな私は、そもそも収入と所得の関係性についてあまり知りません。違うものだということはわかるけど、具体的なことは何もわからない。まずはそこから。

収入 ー 控除 = 所得

・収入
給料明細に載っている金額。俗に言う額面のこと。
・控除
個人の生活環境の違いを公平に反映させるためのもの。保険や必要経費等も控除にあたる。必要経費とは、収入を得るために必要な経費のこと。
・所得
収入から控除を引いた残り。所得税はこの金額に掛かる。

この所得から税金や社会保険料を計算して、収入から引いた金額が手取りとなります。

簡単に言うと、この単純な計算式なのだが、もう少し掘り下げてみます。
なお、下記の金額は分かり易くするため、キリの良い数字にある程度丸めています。

年収1,000万円のサラリーマン場合、
給与収入 1,000万円 ー 給与所得控除 200万円 = 給与所得 800万円
給与所得控除とは、給与収入によって決められた金額が控除される。詳細は国税庁のサイトを参照。

給与所得800万円 ー 所得控除 = 課税所得
所得控除とは、子供、寄付、医療費、生命保険料等のこと。色々なケースが考えられるので、ここではあえて 0円 と想定する。課税所得とは、名前の通り、所得税がかかる金額。社会保険もこの金額から計算される。

所得税
課税所得800万円 × 所得税率33% ー 控除額63万円 = 200万円
所得税率についてはこちらの国税庁のサイトを参照。
ここでは超絶ざっくりと把握するために下のグラフから、大体15%-55%と考えます。今回の例えでは 23%+10%=33%

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社会保険については、こちらも色々なケースがあるので約100万円と想定。

給与収入1,000万円 ー 所得税200万円 ー 社会保険100万円
 = 700万円

これが可処分所得、いわゆる手取りとなる。

簡単な図にしたものがこれ。

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生活費は可処分所得から支出しているのだから、可処分所得が増えると生活が豊かになるのは言わなくてもわかると思います。では可処分取得を増やすためにはどうすれば良いのか。

会社での昇給、起業や副業により給与収入を増やせば必然的に増えはしますが、それでは税金や社会保険の割合も増え、給与収入を頑張って上げても、その上げ幅に比べ可処分所得の上げ幅は緩やかなものになってしまいます。税金や社会保険は一律の決まりがあるのでここを触ることは出来ません。

しかし控除はどうでしょうか?
生活費を可処分所得からでは無く、所得控除の中に含めることが出来れば、課税所得が減ることで支払う税金も減り、可処分所得を増やすことが出来るのではないしょうか。

しかし、普通に会社勤めしているサラリーマンが必要経費として上げるには、色々と敷居が高くて実際には難しいところ。

今後はその部分を調べて纏めたいと思います。


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