見出し画像

MUP WEEK-21 Small Businessの始め方

出来ることから始める。大きなことは考えなくて良い。


起業を考えるとき、私のような未経験者は複雑に難しく、そして大きな事を考えがちです。でもそんなものは不要なのです。つまり、ビジネスを始めるのに『世界を変える』『世界を救う』そんな大きな話しは不要なのです。
今、自分に出来ること、自分の周りをよく観察することで、ビジネスは成り立つのです。
小さく何かを始めることが大切です。

ビジネスの原点

ビジネスの原点とは、あなたの今持っているものを持っていない人がお金を出して買う。つまり、需要と供給から成り立っています。
需要を満たす供給に何が必要なのか?学歴?資格?経歴?
そんなものは必要ありません。今もっているものを少し視点を変えて利用することで、十分に供給を満たすことが出来ます。立派にビジネスが成り立つのです。つまり、

変えるべきは「自分」ではなくて「やり方」

なのです。何を売るかではなくどこで誰に売るか?
街中で水を売ると1本100円ですが、砂漠の真ん中でなら1億円で売れるかもしれない。そういった視点を持ち、小さなビジネス=スモールビジネスから始めれば良いのです。

誰にでも出来るスモールビジネス

スモールビジネスを始めるにあたり、3つのルールを守る必要があります。

1.コスト戦略
2.動的価格(DP)戦略
3.コミュニティ戦略

1.コスト戦略

・隙間ビジネスモデル
時間と場所のDEAD(隙間)を探せば立派なビジネスとなり得ます。
自分の周りや日常に溢れる需要と供給を観察をすることでビジネスの種は落ちています。

・マッチングモデル
①お寺とヨガ
昔はコミュニティーの中心だったお寺ですが、最近は誰も行かなくなり、広いスペースを上手く活用出来ていません。そこで、スペースを探しているヨガのインストラクターをマッチングすることで、お寺に活気が戻り、お寺とヨガインストラクターと生徒の皆がwin-winの関係を築けるビジネス。
②広い駐車場を持っているコンビニと商店街の八百屋
コンビニと八百屋が提携することで、コンビニの駐車場の片隅で八百屋がサンデーマケット等を開けば、双方のお客さんの購買機会を増えコンビニと八百屋がwin-winになるビジネスが成り立ちます。なによりも地域活性に繫がる。

・クロスコストモデル

スライド1

上の図のようにクロスコストをすることで同じコストで商圏の拡大が可能となる。スモールビジネスだからこそ、小さなコストで最大限のリターンを得られるように考えなければなりません。

2.動的価格(DP)戦略

スモールビジネスでは動的価格戦略、つまりDP戦略しか勝つ方法はありません。正しいDP戦略法とは次の3点です。

・プライス思考法

スライド2

仮にカフェを開業したと仮定した場合、素人考えではメニューを考えてから価格を設定します。しかしこれでは、他店との差別化が困難な上、価格勝負となり絶対に大手には勝つことが出来ません。
他店との差別化を図るために思考を入れ替えします。

①損益分岐点とHappyLineの設定。
損益分岐点は基本ですが、HappyLineとは、自分が『これだけの売上が上がったら嬉しいなぁ』というLineを設定するのです。
②上の2つLineを実現するための価格設定を行います。
③価格設定に合わせたメニュー作りや施策を実施します。

上記のように、考える順番を変えることで思考が変わり、思考が変わると他店との差別化が図れるのです。

また、順調に販売数が増えてきたらそのまま売り続けるのでは無く、値上げすることを忘れないようにすることも重要です。

スライド3

売れているということは供給よりも需要が勝っている状態なので、現状維持するよりも価格を上げるべきです。そして、価格に見合った施策を新たに考えるようにします。

・スキル前後プロセス
動画制作をする場合、平均相場は簡単にGoogleで調べれば簡単に出てきます。そのままでは相場の闇にハマってしまいます。
では、平均相場以上に稼ぐ為にはどのようにすれば良いのか。
多くの場合、動画編集クオリティー、コンテンツを変えようとしますがそれは大きな間違いです。

答えは平均相場を見えなくする、平均相場を隠すための施策を打ち出すことが大事となります。
動画編集の場合、

スライド4

・動画の企画、考案
・撮影、編集
・SNS、YouTube等の運営

これらを包括して、メディアコンサルとして請け負えば平均相場が見えなくなります。
不明確市場に誘導することで平均相場の闇から抜け出せるのです。

・VALUE理解

スライド5

VALUE理解=PMF(Product Market Fit)を理解するということです。
市場が求めるものと提供物がFitするからそこにValueが生まれます。
Valueのずれをなくし理解することが最も重要なこととなります。
自分のValueを理解をしていないと施策が違う方に向いてしまい、市場が求めるものから遠く離れてしまいます。
特に経営者はValuePositionの確立 確認 理解をしっかりしていないと、その起業は潰れてしまします

スライド6

何故髪を切りに行くのか。その部分を突き詰めると本当の施策が見えてきます。

3.コミュニティ戦略

・1:5の法則

スライド7

新規顧客獲得のコストや労力は既存顧客の囲い込みの5倍掛かると言われています。新規顧客も大切ですが、既存の顧客を重視した施策を打ちましょう。新規顧客は既存顧客が連れてきてくれます。

・CSコネクト

スライド8

お店に来る顧客を繋げてコミュニティーを作りましょう。イベントを行うことでお客さん同士が知り合いになり、お店が皆が集まる場所となります。お店を育てるのはなく、コミュニティーを育てていけば、お客さんはお店から離れにくくなります。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?