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新しいことを始める。
昔から、何かを始めようとしたとき「人にできることは自分にもできるのではないか」とか、「自分にできることは人にもできる(できてしまう)のではないか」と考えてきました。もちろん全てに当てはまるわけではありませんし、その過程の中にたくさんの労力が必要ですが、「できるか、できないか」ではなく「やるか、やらないか」の決断は非常に重要なのかなと。
この夏の終わりに僕はジンバル(RONIN-SC)を購入しました。ジンバルとは簡単にいうと動画を撮る際にブレを抑えてくれる機材です。これまで多くの人に「動画は撮らないのですか?」と聞かれて、ことごとく「やりません」と言っていたのに、僕の中で何が起こったのか・・笑
新しいことにチャレンジしたいと思えたのは、こういう時期だからなのかもしれません。YouTubeなどで「シネマティックVlog」を観るようになってから、憧れのようなものが芽生えて、これから祭りを撮るときに生かせるのではないかと思い始めました。また、お仕事でお世話になっているレストランのシェフや、伝統工芸の職人さんなどのプロモーションのお手伝いにも使えるのではないかと思っています。
この思いつきの一連の流れをまとめると、
-> 1. YouTubeでシネマティックVlogを観て憧れる。
-> 2. ジンバルを購入する。
-> 3. YouTubeでジンバルの使い方や動画の撮影方法の勉強をする。
-> 4. Adobeの動画編集アプリ「Premiere Pro」を動かしてみる。
-> 5. 街へ出て映像を撮ってみる。
-> 6. 撮影した映像を編集する。
って感じです。実際にはジンバルを使いこなせていないと思うことがあったり、動画の編集も触りだけなので、今は撮っては反省して・・を繰り返しています。
どうやって撮っているのだろうとか、音楽はどうしているのだろうなどという細かい情報は、ほとんどインターネット上に掲載されているところがとても有難いところ。来年以降に向けて「どのようにスキルアップしていこうか」と考えていたので、動画を始めたことに後悔はありません笑
ちなみに、これまで動画を始めることに決断できずにいたのは、単純に管理するデータが膨大になることと、動画を始めることで写真を撮らなくなるのではないかという懸念があったからです。
データが膨大になることについては、大容量のハードディスクを購入することや、気持ちに踏ん切りがついてしまえば気にならなくなったのですが、動画を始めたことで9月はほとんど写真を撮らなくなってしまいました。これはもしかすると「あるある」かもしれないのですが、意識してスナップも撮っていきたいと思っています。
正直、来年も祭りが開催されるかわかりません。それでも準備だけはしておきたいので、動画の撮影と編集のスキルアップを目指していきたいです。僕の中では、写真よりも、情景を映像で伝える動画の方が向いているのではないかという感触があるので、祭りを動画で撮っている自分を想像しながら、身につけていきたいと思います。
そして最後になりますが、告知をさせてください。
たいへん有難いことに、東京カメラ部2020フォトコンテスト[日本写真100景]にて、受賞させていただきました。明日9月20日より【東京カメラ部2020写真展 Online Exhibition】が開催されます(〜10月31日まで)。受賞作品と共にポートフォリオ作品も掲載されますので、ぜひ見ていただけると嬉しいです。
【東京カメラ部2020写真展 Online Exhibition】https://exh2020.tokyocameraclub.com/
それでは。
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吉岡 栄一 Eiichi Yoshioka
Instagram:@tsukinoto
Twitter:@EiichiYoshioka
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