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Mステに出ていた菅田将暉がとても魅力的で、歌唱の間ずっと画面から目を離せなかった。彼がパフォーマンスをしている時、演技でも歌でも、人をぐっと引きつける絶対的な何かがあると思う。歌っていても菅田であり、演技しているときも菅田なのである。つまり菅田は菅田しているということになる。自分でも何を言っているのかよくわからないが、彼にしか表現できないものが確実に存在する。彼のフィルターを通しさえすれば、役や歌が全て魅力的になってしまう。そのことに気付いたが最後、菅田の沼に落ちていくのみ。そうして私はファンになってしまったわけである。歌唱前、役作りについて質問された菅田が答えに迷ってから、「人生ごとに顔や声は変えてますけど」という感じの言葉をさらっと言っていた。いまさらっとエグいこと言ったなと、めちゃめちゃかっこいいこと言うやんとうっかり関西弁が出てしまうほどに衝撃だった。彼の中では役という枠を超えて、ひとりの人生を描いているのだろう。うーわ、たまらん。かっこいい。ラジオで散々聞いた「虹」だが、表情や仕草が加わったら更に素敵に聞こえてきた。絶対にいつかライブに行こうと思った。そんな虹が主題歌になっている映画「STAND BY MEドラえもん2」。先日「罪の声」を観に行った時にその予告編が流れたが、その数十秒だけでも泣きそうになった。本編を観たら号泣してしまいそうなのでやめておく。最近、歌番組って本当にありがたいなと思うことが多い。今回の菅田将暉もそうだし、数日前の歌番組でたまたまKing Gnuを見た時に、こんなお茶の間で彼らのパフォーマンスを見れることがとても嬉しく思った。ライブが復活してきているとはいえ私はまだ行けないし、ライブ配信も見ようと思いパソコンを開かなければ見れない。当たり前のことだが、彼らを見るためには少なからず手間がかかる。それが家のお茶の間でこたつに入りぼーっとしている時に見れるのだから、なんともありがたい話である。しかも無料で。テレビって本当に凄い。YouTubeの方が好きな時に見れるし良いなと思っていたが、やっぱりテレビにはテレビの強さがある。テレビは情報を選べないがゆえに新しい出会いがある。YouTubeに逆オススメ機能が欲しいなと思ったことがあるが、それこそがテレビなのだ。嫌いになっていたテレビのこと、また好きになれそうだ。今日もなにもない一日だった。

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