アメリカ人になった気分になろう
この記事は、2024/3/27にPodcast、StandFMで配信した内容を読みやすく編集したものです。
みなさんこんにちは。英語発音コーチのAkiです。
今日は、発音の勉強を始める時に、
まずやってほしいことをお話しします。
それは「アメリカ人になった気分になる」ということ。
アメリカ英語の発音で話せるようになりたいなら、
「アメリカ人になった気分になってみる」ということです。
例えば、アメリカ人になったら、
・どんな音楽を聴いていますか。
・どんな朝ご飯を食べていますか。
・どんな映画を観ていますか。
・どんな部屋に住んでいますか。
と、こんなふうにいろんな想像をしてみるんです。
そしてやってみるんです。
Taylor Swift を聴いてるかな、と思えば聴いてみる。
シリアルを食べてるかな、と思えば食べてみる。
という感じ。
では、あなたがアメリカ人になったら
英語はどんなふうに話しますか。
私が以下の4つがあるかなと思います。
カタカナ発音なんて知らない。英語発音があたりまえ。
日本語話者の中には、英語の発音が恥ずかしくてカタカナ発音で話してしまっている方が多いです。でも、英語のネイティブスピーカーであれば、カタカナ発音なんて知らないし、英語の発音で話すのがあたりまえなので、カタカナ発音で話すという考えもありません。頭に浮かんだことをいきなり話す。頭の中で日本語から英語に翻訳しない
私たちが日本語を他の言語から翻訳しないで話すのと同じですよね。頭で考えたことがすぐに英語で出てくる感じ。相手の言うことを一発で聞き取って、すぐに返答する
外国の人と普通に英語で話している感じ。会話が途切れたりしないで、どきどきしたりあせったりしないで、日本語を話しているように英語での会話を楽しんでいる感じです。自信を持って話す
当然ですよね。母国語ですから😀
この「アメリカ人になった気分で話す」というのは、
発音の上達にはとても大切なこと。
というのは、カタカナ発音から抜けられないのは、
「自分は日本人」という思いが前提にあるから。
だから、自分が話しやすいカタカナ発音で話してしまう。
でも、アメリカの人の頭の中に、カタカナ発音はまずない。
ありません!😀
ここからは私の経験です。
実は、私が英語を勉強し始めた小学生の頃、
ぜんぜん話せないのに、アメリカ人になった気分でいました。
ぜんぜん読めないのに、NHKラジオの英語講座の
初級、中級、上級レベルのテキストを全部買って、
聞いてもわからないのに、朝と夜の放送を毎日聞いていました。
たまーに聞き取れる単語があると、
うれしくてさらにアメリカ人になった気分になる。
聞こえてきたままを口にだす。
(この頃はカタカナ英語も知りませんでした)
しかし高校生になると、
学校の授業が大学受験用の授業になっていったので、
出てくる単語もつまんない単語ばかりになって、
楽しさがなくなっていったんですね。
単語もまったく覚えられなくなり・・・。
そんなときに出会ったのが洋楽や英語のテレビ番組。
「セサミストリート (Sesame Street)」- 子供が話す英語に衝撃を受けた
「ファミリータイズ (Family Ties)」- Michael J Fox主演
「アーノルド坊やは人気者 (Different strokes)」- 再々再放送
それまでは、英語の教材に吹き込まれている英語しか
聞いたことがなかったのですが、
このテレビ番組は、
英語ネイティブが容赦ない普段の英語で話すので、
そのスピードや発音の違いに衝撃を受けました。
で、その中に出てくる文や単語が少しでもわかると、
アメリカ人になった気持ちになるんですよね。
そうなると、モチベーションも再び爆上がりです。
高校の授業はつまらなかったけど、
その頃からは、洋楽を歌ったり、
海外のテレビ番組をみるのが楽しくて、
発音やリスニングの練習ばかりしていました。
練習が楽しいと、絶対に上達します。
これは断言できます。
気分ってほんと大切です。
みなさんも「アメリカ人になった気分」に浸ってみてください。
英語の発音レッスンをしています。
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