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英語の発音力を高めるために必要なことー「英語発想」について


あなたの人生を Re:プロデュースする
夢をかなえる英語発音コーチ・波動プロデューサー
Tamakiです。


英語の発音…ひいては、英語で話をするときに、1回でやり取りが成立すると、嬉しいですよね!

声をかけたものの、相手が何を言っているかわからない…、そしてまた問い直したら、こちらの言っていることが伝わらない…。

このやり取りをスムーズにするために必要なことは、

1)ある程度の語彙力

2)最低限の文法力

3)英語波動に基づく発音(リスニング含む)

4)英語発想

5)根拠のない自信(笑)


今回は、特に、4番目の 「英語発想」についてです。

「英語発想」とは、英語で考える…ではなく、英語圏の人たちの考え方で考える…ということです。
言葉をかえると、「英語圏の人たちの視点で考える」です。


もちろん、英語圏の人たちの考え方を、「英語」で考えていただくのもOKです。
海外に長く住んでいる方などは、私もですが、場面や内容によっては、ふと勝手に頭が英語モードで考えていることも多々あります。

でも、どんなに「英語」で考えても、思考パターンが日本語だったら、あまり意味がない…のです。

さて、では、英語圏の人たちの考え方…って、なに?!ですよね。

例えば、簡単な例で言いますと。

以前、日本のタクシーに乗った時、前の座席の背もたれのところに、こんな言葉がありました。

【DON'T LEAVE YOUR BAGGAGES!】


そして、座席に置き忘れた荷物の写真!

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ふと目にした言葉でしたが、とっても違和感を覚えたのです。

なにが「違和感」なんだろう?って。

「英語で読んでいる」のに「日本語で言われている」感じがしたからです。


そう、これは、「忘れ物をしないで!」という日本語を翻訳したものだったのです。

最近では、【Don't forget your bags!】とあり、なるほど…と。(^^)


確かに、日本語で言われると、とても丁寧な感じがするので、これこそ「日本人の発想」そのものなのです。


そこで、私だったらどうするかな?と考えたとき、浮かんできたのが。

【TAKE ALL YOUR BELONGINGS WITH YOU 】


あなたが今たずさえている身の回りのモノすべてを、あなたと一緒に連れて行ってくださいね!

ちょっとしつこい訳でした。でも、こんな感覚なのです。
忘れないように!という言葉は、一言も書いていません。


ここまで書くと、ネガティブなものの見方と、ポジティブな考え方の違い?…と思われがちですが、そのような簡単なくくり方ではないのです。
くれぐれも…!


そもそもが「違う」ということ。

日本人の歴史や文化、生活習慣などと、アメリカ人の歴史や文化、生活習慣とでは、比較することもできないほど、違う!ということを、「当たり前」ではなく、意図して理解していただきたいのです。

その上で、「英語圏の人と同じような感覚で考える」ことが大切になります。


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この感覚は、脳という回路をひとつ増やすようなものです。
日本人は古来から、なにか新しいものがはいってきたとき、既存のものにあてはめたり、上手に練り直してしてとりいれるという、すばらしいDNAがあるのですが、
今回ばかりは、そうではなく、「違うもの」を「そのまま」受け取り「理解する」ことなのです。

そのためにできることは、 READINGS です。もちろん洋書で読書。


「読書?」
 
そんなに構えなくて、大丈夫です。
Penguin Books などで、小学校3~6年生くらいの必読図書などを、どんどん読んでいくことです。 黙読、音読、速読?…どれでもお好みで。

しかも、辞書なし!で。

ここが重要!
つい気張ってしまいがちです…。
でも、あえて今の自分が、辞書なしで楽しく読めるもの…です。

目的は、英語圏の人々の発想、視点、考え方を、子どもの視点から学んでいく…ということなので、難しい本が読めることが大切ではないのです。
ここは、お気楽にお考えください。

英語圏の人たちの視点で考える…。
この感覚は、ネイティブの彼らは、子どもの頃から培われているものなので、そう簡単に私たちにインストールできるわけではありません。

が、彼らが、その感覚を培う時期に、小学校でたくさん読み込まされた本を(膨大な本を読まされます…)、今、私たちが読み込んでいくことで、おのずとその感覚を感じたり、理解することで、脳のなかに新しい回路を増やすことは、可能なのです!

無題


英語力を高める英語発想の基盤は、ここにあり!です。

小学校3年生~6年生あたりの課題図書や推薦図書など、辞書ナシで読むことができたら、情感豊かな情景描写や人々の動き、会話の中で使われる言い回し、コトの成り行きを語る文章などから、「彼らの視点」をたくさん知ることができます。ココ!なんです。

それこそが、英語発想を創っていくとても有効な方法です。そして、これが一番早くて、楽しい!


現に、数名のお客様にはこの方法を試してもらいました。
結果、やはり今までにない感覚や、物事のとらえ方が見えてきて、世界観が広がってきた…など。

これ、日本語の世界にはない感覚なのです。

この英語発想の感覚が培われてくると、
おのずと会話をするときにチョイスしている単語が、違ってきます。
そして、
明らかに単語の「並び方」が、違っているのです!
つまり、英語の文章の流れ方に、全く違和感がなくなってくる
のです。

英語の発音が、ちょっと厳しいかな…という方でも、英語発想が身についていると、多少の発音が整っていなくてもあまり気にならず、むしろ英語発想で話している「内容」のことに興味をしめしてくれることが、多々あるようです。

これこそが、英語力…ではないかと!


その上で、英語波動の発音がみについていれば、ほぼ問題なく一回のやりとりで会話が成立する…という嬉しい現実が訪れるのです。

ぜひ、この秋の読書タイムに、洋書を取り入れ、英語発想を楽しんでみてください!




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