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「誤答」をどう指導するか?

こんにちは。

うちの教室では、正解/不正解を問わない活動の方が多いのだけど、まあどうしてもそういう場面もありますよね。

皆さんは生徒が誤答した時、どうそれを指導しますか?

例えば…

・でっかく赤ペンでバツ印をつけて突き返す。
・ため息をつきながら解答用紙を返却する。
・正しい答えを先生の手によって書き込む。
・バツの代わりに小さく点をつける。けど点数的にはもう誤答で決定。
・バツはついてないけど、丸もつけられていない。正しく訂正して改めて提出したら丸扱いになって点数にカウントされる。
・あえて何も指摘せず、どうにかして本人が気付くように仕向ける。
・応援コメントを添える「ぁあーっ…!ナイストライ!」「そうそう、惜しい!!」
・小さな成長を喜ぶ「前回20点だったけど、今回30点!1.5倍だね!」「小テストの時に間違えてたやつ、今回はできたね!」

などなど、バリエーションは無限ですね。


同じ「誤答」でも、教える側の反応によって
生徒が受け取るメッセージは180度変わるので
私は責任をすっごく感じます。

「間違える=悪いこと」という考えって本当に多い気がします。でも、なぜ間違えたらいけないのでしょう?人生のファイナルアンサーなんですか?取り返しがつかないんですか?違いますよね。

わからない箇所を洗い出して、わかることに変えていく。これを誤答せずにどうやってするのでしょう?その度にいちいち落ち込んだり、叱責しないとできないことですか?

知識だけだったらYouTubeでも得られる時代に、正誤テストもアプリでできる時代に、あえて人に教わる意味は何なのか。

この「誤答指導」の分野とでも呼んだら良いのかな。もっともっと注目されても良いような気がしてなりません。

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