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「遠い、よその国」じゃないのよ。

タイ在住の友人から「荷物送るから郵便物行くんだけど、ついでに何か欲しいものある?」と連絡が来た。

お菓子的な物は正直カルディとかで手に入るので、送料もったないしなー、と色々考えて。

結局頼んだのはこの2つ。
①ショッピングモールのマップ(写真付き)
②マクドナルドのメニューが書かれているチラシ

その理由は「我が子や生徒が元々馴染みのある物」(のタイバージョン)が欲しかったから。




「外国紹介」というと多くの場合、その国特有の文化に関するものが紹介される。
食べ物、着る物、習慣。
「へー!珍しいね!日本とは違うね!」
…そんなふうに、とにかく「違い」が強調される。

いや確かに、その国にそういう特徴があるのは事実なのよ。紹介するなとは言わない。

でも、自分の生活圏内のことしか知らない子どもにとって、そういう突飛な話だけされたのでは「すごく遠い、自分とは関わりのない、よその国」という印象になると思うの。


君たちと同じようにスマホでYouTube観てるよ
(でも、観ている歌手はこんな感じ!)
君たちの街と同じようにショッピングモールがあるよ
(でも日本にはない、こんなお店もあるよ!)
君たちと同じように、時々マクドナルドでハンバーガー食べるよ
(でもメニューがちょっと違うし、お金も違うね!)



その国が、そこの人たちが、本当に存在してて、今この瞬間も私たちと同じように寝て、起きて、ご飯食べて、トイレして、生きてるんだ

…ということをね、知ってもらいたいんよね。

日本も、海外では昔から「キモノ、寿司、抹茶、アニメ、禅」って紹介されてきたから、随分イメージが現実から乖離してたのよ。これらは確かに日本のものだけど、それがリアル、ではないでしょ?



…ってこんなん書いてたらマック食べたくなってきた(笑)

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