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30後半から英語をはじめたおじさんの話-苦手音克服編その1-

ディクテーション

発音について一通り基礎を学んだあとは、ひたすらディクテーションしていました。この時点でバットにボールが当たれば球は飛ぶということを理解した段階で、実際に当てるにはバットを振りまくって練習する必要があります。そのために行ったことがディクテーション、正確にはシャドーイングとオーバーラッピングもしていましたが、ここではディクテーションについての話をしていきます。

聞こえるためにやってたこと

ディクテーションをすると自分が聞き取れない音が明確にわかります。それについては、何かに記録をとっておくことをお勧めします。そうしてディクテーションを何度も何度もしていると自分が聞き取れない音がどの音に多いのかデータが増えていきます。つまりそれが自分が苦手な音っていうことになります。

例えば私なんかは「our」の弱形が当時、苦手にもほどがあるほど苦手であえてカタカナで書くならめちゃくちゃ弱い「アー」なので前に子音がくるともはやour言ってないですやん!みたいな状況になりがちでした。例えば「that our」なんてきた日には、tha"t"がflapTと化して「ザラー(ザダー)」みたいに聞こえます。しかも人によっては「thatのtha"t"」を落として読んだりするので「ザッ、アー」っていう人もいたりします。そんなもん最初から「that our」はそういう風に言うっていう知識がそもそも自分のデータベースに入ってないと聞こえるわけないんですよね。ネイティブはそれが小さいころから当たり前に入ってくるので意識してないってだけなんでしょうけど、私は純日本人なので意識的にそういう自分が苦手とする音の変化をデータベース化してひたすら聞きまくることをしないとわりとどうしようもありませんでした。そこでやっていたのが以下のことです。

YouGlishを使った苦手音キキトリ練習法

①ディクテーションをする。
②聞こえなかった音を記録する。(例えばthat our)
③YouGlishで聞こえなかった音を登録する。
④何パターンも聞いて自分も真似して言ってみる。

YouGlishを使った苦手音キキトリ練習法(具体例)

①ディクテーションをする。
②聞こえなかった音を記録する。(例えばthat our)
③YouGlishにアクセスして検索に「that our」を入力し、「Sayi it!」を押す。

④「that our」が発音されている動画をyoutubeからたくさん拾ってきて大量に流されるので「that our」が聞こえるかチェックする。音を真似する。

というような聞き取れない音に対する苦手アプローチを行っていました。人によってここまで発音の仕方や聞こえ方違うの?ってサンプルがたくさん聞けるので耳鳴らしに良いサイトです。


発音勉強時にお世話になったサイト

American IPA Chart
https://soundsamerican.net/
Sounds American
https://www.youtube.com/@SoundsAmerican
『あいうえおフォニックス』英語発音
https://www.youtube.com/@aiueophonics
『YouGlish』
https://youglish.com/

書いてる人の英語力

大学受験時:英語偏差値40台
大学受験以降、30台後半まで英語全く触れずな生活をしていました。
英検は3級をとったくらいです。TOEICは現在の会社に入るまで受けたこともなし。

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30後半から英語をはじめたおじさんの話-まとめ-

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