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ハラルフードについて考える:アフターコロナに備えて

近年ではインドネシアやマレーシアなどの東南アジア諸国からの旅行者数が大きく伸びており、今後もさらに伸びていくものと考えられます。

こういった国々では、ムスリム(イスラム教徒)が多いといわれており、日本のインバウンドの現場でもイスラム教徒への対応が急務になってきます。

イスラム教徒は特に、食の制限が厳しいといわれておりますので、ここでは、近年急増しているイスラム教徒とハラルフードについて簡単に学習し、どのようにイスラム教徒の観光客に対応していくべきかのお勧めの本を紹介します。

イスラム教徒の食べられない食材

イスラム教徒の食べられない食材としてこの3つは覚えておきましょう



豚肉とわかるものだけでなく、「ブイヨン」「ゼラチン」「肉エキス」には豚の肉や骨が使われていることがありますので、調理時に注意する必要もあります。

また、「ラード」(豚の脂肪)は、「植物性油」を代用するといいかと思います。

アルコール

次に気をつけたいことはアルコールです。特に、日本の旅館などの会食料理では、食前酒が何も説明されず置いてあることなどがあります。

アルコールは「料理酒」「調味料」(みりんなど)「香り付け」「デザート」など様々な料理に使われることがありますので、注意が必要です。

血液

血液が見えると不浄なものとして食べられないので、肉類や魚の焼き具合と調理方法には気をつけた方がいいかと思います。

詳しくはこれらの記事や書籍を参考にしてください。

今の期間にぜひ、いろいろインバウンド対策を考えてみてください。


飲食店のためのおいしいハラール食導入ガイド

ハラルのレシピがついていますので、ホテル・旅館などでハラルフードを取り入れたい方は必見です。

飲食店のための ハラル対策ハンドブック: レシピ30付

こちらもハラルフードのレシピ付きです。




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