関ジャニ∞との人生

関ジャニ∞を初めて観たのは10歳の時。
母がYOU&JでとってくれたPUZZLEの東京ドーム公演でした。
その頃の自分は関ジャニ∞に誰がいるのなんか全く知らないけど、とにかく楽しかったという気持ちでいっぱいで、帰りに1番気に入った曲の関風ファイティングのCDを買ってもらっていた。でも小学生に3時間のコンサートは耐えられなかったのかめちゃくちゃ眠かった記憶もある。
そのあとJ ROCK DREAM Matchyでフラフラの“ふらふらふらっとふらわー!”ってフレーズが気に入ったくらいで、関ジャニ∞との関わりはほぼなかったと思う。

自分がeighterになったのは2014年。中学の同級生が関ジャニ∞のチケット余ってるんだけど行く?って誘われたのがきっかけだ。
その年は母親が生粋のSMAPファンから急にJr.に推し変した年であり、なんだかんだジャニーズのエンタメ好きな自分はプレゾンだとか滝沢歌舞伎だとかジャニーズ銀座に連れ回されていた。
青山劇場から帰路に向かう中で、同級生からLINEが届き十祭に誘われたが、公演日まで数日しかなかったために断ってしまった。(その後セトリのジャニーズメドレーを見て、プレゾンと似てる!行けばよかった!って後悔した。)

そしてその年の冬、東京ドームにて、ついにeighterへの第一歩を進み始めたのであった。
SMAPしかまともに見たことなかった自分が、様々なジャニーズの現場を経て臨んだ関ジャニズム。その遊園地のような演出が自分のストライクゾーンにどハマりしたのだった。

その後FC会員になり、どんどん沼に沈んでいくことになる。
まともにオタ活をしていない自分にはeighterの友達はいなかったけれど、関ジャニ見てみたいっていうようなリア友を誘って毎年コンサートに通っていた。
METROCKですばるが「アイドルやってます!関ジャニ∞です!」と叫んだのを見た時、なぜか自分事のように誇らしかった。
2018年、大学受験に失敗して浪人中だった時、すばる脱退のお知らせが届いた。当時のメインボーカルで屋台骨とも言える存在の急な脱退は俄にも信じられなかった。
すばる最後の関ジャムは自分の部屋で1人で見た。
家族や友達の前では気丈に振る舞ってはいたけれど、めちゃくちゃ泣いた。
それでも6人になった彼らを応援し続けたいという気持ちは変わらなかった。
GR8ESTの札幌公演は自分にとっての初めての遠征だった。すばるはいないのにずっとすばるの歌声が聞こえるように感じた。(こっから2年くらいはこれに悩まされてました)
亮ちゃんがメンバーが抜けて変な感じでしょ?歯が抜けたみたいな感じみたいなニュアンスの事を言っててすごい納得した。抜けた歯が気にならんくなるようにいつかは慣れるんだろうなぁって。

2019年、大学に進学し生まれ育った東京を離れて京都で一人暮らしを始めた。毎日BGMのようにコンサートの映像を流して生活していた。大学でeighterの友達が出来たり、バイトを始めお金にも余裕ができて初めての福岡、名古屋遠征など生活がどんどん関ジャニ∞に染まっていった。
十五祭。映像でしかみたことなかったコンサートや自分が今まで行ったコンサートを思い出させるような演出が多々あり、6人でも大丈夫だって思えた。亮ちゃんの脱退報道は出ていて不安はあったけど、オーラスで流れたto be continuedはそんな気持ちを吹き飛ばすのには十分だった。だからこそ5人になるとわかった時は辛かった。

それでも彼らは、進み続けた。
足りなくなったものを補い合うように、貪欲に前へ進んでいく彼らは本当にかっこよかったし、一生ついていこうと心に決めた。
コロナが流行って彼らに会う機会が少なくなっていく中でも、関ジャニ∞の音楽はいつでも自分を励ましてくれた。
8beatや18祭を経て、5人の芯はどんどん太く逞しくなっていったと思う。

そして2023年の8月。彼らは再びフェスの舞台に立った。ROCK IN JAPAN2023。一年前は台風で中止になってしまった彼らのリベンジとも言える舞台だ。eighterもそれなりに来るとはいえ、アウェイの舞台であることには変わらない。そんな中で見せた関ジャニ∞の最高のパフォーマンス。彼らの武器であるバンドでの魅せ方やアイドルならではの水やパイロを用いた派手な演出、T.W.L.でのぶんぶんタオル回し。どれもこれも大成功に感じた。今までみた関ジャニ∞のパフォーマンスの中で1番泣いた。こんなにかっこよく楽しいステージを作れる彼らが何よりも誇らしかった。

そんな彼らは2024年2月4日。今日を以て屋号を変える。様々なごたごたに巻き込まれ、改名すると決めてからも散々悩み抜いた彼らはまた一歩前に進む。メンバーが関ジャニ∞という名前に持っている愛は計り知れないけれども、それでも10年応援してきた自分だってこの名前に愛はある。
実際今だってなんで自軍が改名しなきゃ行けないんだクソ喰らえとも思ってる。
それでも彼ら5人が進む新しい道を彼らが歩みを止めるまでは応援し続けると心に決めている。
関ジャニ∞は8人であり、7人でもあり、6人でも、5人でもあった。それは変わらないし、隠すことでもなんでも無いと思う。
自分が出会った時にはもう7人だったけれど、関ジャニ∞だった8人全員がこれから先も光り輝き続けられることを心の底から願っています。

eighterでよかった。

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