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九州のしろくま氷と、関西のしろくま氷。

はじめまして。タカミ(兄)と申します。

note書きたいなあと思いながらも、文章苦手で、書くのが伸び伸びなってたのですが、このたび一念発起して書くことにしました。
読みにくいかと思いますが、どうぞよろしくお願いします!


僕たちは兄弟で、兵庫県で、無添加手焼きおかきのお店『TAKAMIOKAKI』と、スペシャリティコーヒー・健幸ごはんのお店『TAKAMI COFFEE』を運営しています。

TAKAMIOKAKIは、2012年から、倉庫を個人でDIYした小さなおかき工房からはじまりました。

当時、おかき製造業という業種を新たにはじめるというのは全くなくて、驚かれました。

添加物や酸化防止剤などつかわず、シンプルな素材を、シンプルに人の手で焼く、というスタイルで、おかき職人の弟が全て一枚一枚、手焼きしています。
なので、とても時間が掛かります。

おかきについては、とっても長くなるので、また次回にでも書きます。

TAKAMIOKAKIのおかき
TAKAMIOKAKIの焼きおかきは『僕が本当に造りたかったおかき』といいます。パッケージから、おかき職人の弟のこだわり。


おかきと珈琲、どちらのお店でも、甘味を提供しており、なかでも
練乳ソースやフルーツ、自家製あずき、おかきのはいった『播磨しろくま氷』という、まるでクマの顔をしたかき氷は、お子様、女性、ご年配のお客様、みなさまに非常に喜んでいただいています。

播磨しろくま氷。
播磨しろくま氷です。めちゃかわいいでしょ。

今回はなんで、おかき屋なのに、かき氷をはじめたのか?

また、クマのかき氷をはじめたきっかけについて、ちょっと書きたいと思います。


TAKAMIOKAKIをする前、もう10年以上前ですが、僕は東京で仕事をしていて、中野に住んでました。

ちょうどふわふわのかき氷が流行りかけているときで、近くのかき氷の美味しいお店を探し、笹塚まで歩いていきました。

そして、笹塚の『神戸みなと屋』さんというたこ焼きとかき氷のお店で、はじめてふわふわかき氷をいただき、衝撃を受けました。

『え?口に入れたら溶けて、すぐなくなるやん!』

それまでかき氷は、製氷器の氷からできたジャリジャリ食感のしか知らなかった僕は、本当にビックリしました。

半貫目氷を削ってつくるかき氷機も、その時初めてみました。

▶︎神戸みなと屋さんは、こちら
https://goo.gl/maps/7ay2EKMKVEw994zv9


その後、僕は関西に戻ってきて、弟のおかき屋さん立ち上げを一緒にやり、順調に直営店おかき工房を建設できるようになった時に、工房併設で甘味カフェもはじめました。

TAKAMIOKAKIの外観。看板がないので、何屋かわかりにくいですね。



カフェメニューを考えていた時にやっぱり『あの時東京で食べたふわふわなかき氷を加古川でもできたらなあでも、どうやって作れるのかなあ』となんども思い出していました。

そうこうしていると不思議なご縁があり、おかきの取材にこられた方から、神戸・岡本の『一日(ひとひ)』さんをご紹介いただけました。

▶︎日本茶カフェ 一日さんはこちら
https://goo.gl/maps/vKdZUKoSC46vYLcJ7

すぐに『一日(ひとひ)』のマスターにお会いして、色々お話しを伺い、それから、かき氷のことを少しずつ勉強していきました。


苺のシロップや、抹茶シロップなど、色々なかき氷を作っている間に、せっかくおかき屋さんをしているので、TAKAMIOKAKIだけの、独自のかき氷ができないかな、と試行錯誤していました。

ある時、スタッフさんから、揚げおかき・きなこをつくった後の粉がとても美味しいので、毎回捨てるなら持って帰っていいですか?と言われ、ハッとしました。

揚げおかき製造風景です。

『あ、そうや!このきなこの粉を、かき氷にいれてみたらどうやろ??』

と何気にあわせてみたところ、甘じょっぱさとふわふわ氷、練乳ソースとの相性が最高によく、お客様からの評判も上々で、以来、定番メニューとなりました。

甘味カフェの定番。きなこミルク氷。


お店では『きなこミルク氷』というメニューでお出ししており、このきなこの粉だけ販売してほしい、というご要望もあったので、1袋からご購入いただけるよう、包装販売もしています。

それまで廃棄されていた、きなこおかきの粉が、色々ふりかけたら美味しいものとしてお客様に受け入れられるようになってきたのは、とても嬉しいです。

フードロスの対策にもなるのかな、とちょっと自慢です。

【写真をクリックすると、ご購入できます】TAKAMIOKAKI オリジナルきなこブレンド(小さいカリカリあられ入り)

関西のしろくま氷をつくりたい!

さて、九州のしろくま氷といえば、むじゃきさんがとても有名です。

天文館むじゃきさんのサイトから

▶︎ 天文館むじゃき 本店さん
https://goo.gl/maps/VticJgtDwUQhhvYV7

九州のしろくま氷があったら、関西のしろくま氷があってもいいんじゃないかな?ってずっと考えていました。

2016年に甘味カフェをはじめたときから、TAKAMIOKAKIのクマの形のかき氷に『播磨しろくま氷』と名づけていたのも、その地方のローカルかき氷があったら、とても面白いんじゃないかな、ってとこからでした。

播磨しろくまの、練乳ソースには地元牧場の牛乳。
フルーツも、できたら季節の地元の果物をつかうようにしてます。

うちのしろくま氷には、耳におかきを、中にも揚げおかきの粉を使っています。

なので、『おかき屋さんの播磨しろくま氷』という名前にしました。

いろんなお店の、いろんなしろくま氷ができたら、素敵やな、って僕は思います。

例えば、チョコレート屋さんのしろくま氷とか、八百屋さんのしろくま氷とか??

ちなみに、TAKAMIOKAKIの兄弟店、TAKAMI COFFEEでは、エスプレッソシロップとコーヒーゼリーをつかった珈琲屋さんの北播磨しろくま(茶クマ?)氷を作っています。

珈琲屋さんの北播磨しろくま氷(西脇市なので、黒田官兵衛をイメージして、頭にチョンマゲのようにコーヒーゼリーがのってます)

さて、今回、阪神梅田本店さんのかき氷イベントで、3日間出店させていただくことになりました。

かき氷協会の方からお誘いいただき、ぜひぜひ!と参加することにしました。

イベントのことがニュースになったりして、ちょっとドキドキしています。

7/16(土)〜18(月・祝)3日間で、なんと光栄なことに、天文館むじゃきさんのお隣に出させていただきます!めちゃ緊張します!

当日、若いけどベテランの削り士スタッフにきてもらいますが、かき氷でははじめての百貨店なので緊張してます。。

ひとつずつ、丁寧に喜んでいただけるようにおつくりするつもりです。

定番とは少し違う、イベント限定のかき氷をご提供いたします。(きなこミルク氷もスペシャルバージョンでご提供します)

3日間、イベントにお並びいただくお客様には、ご迷惑をおかけするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします!

次回はかき氷イベント終了後に、イベントでどうだったかとか、おかきや、珈琲についてなど、お話しできたらと思います。

▶︎TAKAMIOKAKI Instagram 

▶︎TAKAMI COFFEE Instagram

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