元教員が語る教育現場の課題(その2)
前回は業務量の多さと教員の風土について話した。
引き続き、教育現場の課題についてまとめていく。
人材不足 定年退職を迎える教員が増えていることで、教員の大量確保が求められている。
しかし、教員のブラックな職場環境がニュースになり、近年の民間企業が売り手市場になるなどの理由により教育学部の学生の多くが民間に流れている。
それに伴い教員採用試験の倍率は低下しており、優秀な人材の確保は難しくなっている。
産休や病休に入った教諭の代わりになる講師もいない。本当に人がいない