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人生に悩める人類が見るべき映画


予告編面白そう!と思って見に行った映画が
とんでもなく素晴らしいメッセージ性を持っていて
そんなつもりで見に行ってないから
不意打ち喰らってクラクラしちゃった、
そんな人の映画レビュー。

ライアン・レイノルズとデッドプールの制作陣ってだけで間違いなく面白いだろうなと思って、
予告編も1.2回見た程度。そしてついに観に行きました。

まんまとやられたよ🤦🏻‍♀️

まさか泣きそうになるなんて。
レディプレ的な、現実世界とゲーム世界の話だけじゃない。
もちろんそれもあるんだけど、それ以上に胸にくるものがあった。
ストーリーが面白くてリズム感が良いのはもちろん、主人公ガイ(レイノルズ)のセリフのひとつひとつが響いちゃって仕方ない。

そして何より、全てのストーリーが一つに繋がる感じの爽快感がえげつない。素晴らしすぎて最高。

人生に悩める人類、一回みてごらん?

⚠️以下ネタバレのつもりはないけど気をつけてください。

自分の人生のモブキャラになるな

頭をハンマーで殴られた感じだったんだよね笑

そんなつもりで生きてはないけどさ。
社会人になって色んなことを経験して、
20代半ばって結構色々悩めるわけですよ。
先輩方もそうじゃありませんでしたか?笑

そんな状態のわたしに
『やりたいことやったって良いんだぜ』と
どストレートに豪速球を投げてくるレイノルズ。
こちとら防具つけてないのよ。
不意打ちなんやて。

自分の人生を生きているからこそ、
"なんとなく生きる"じゃなくて
"しっかり生きる"ことを選択するべきなんだよって。

そしてより良かったのは
ガイもただ言うだけじゃなくて彼なりの試練があるから、しっかりそれに立ち向かって行くんだよね。
そんな姿を見ていた周りの人たちも味方になっていくわけです。
それって現実世界もそうだよなって。

何かを始めることに遅いことなんてない。
そんなん脳みそでは分かってる。でも、
実際に行動するのってすごく勇気もエネルギーもいることなわけで、踏みとどまる事の方が多かったりするよね。
ガイはゲームの中のキャラだからこそ、
良い意味でそんなん関係なく安易に前に進んじゃえよって言ってくれる。
それがまた良いんだよね。
わたしはきっと、考えすぎなんだなって思わされる。それが心地よく感じたんだ。

ストーリーもよくできてる

まずモブキャラを主人公にしようという設定ね。
誰が考えつくよ?

ガイはモブキャラだからゲームの世界で毎日同じ生活を繰り返してた。
でもそこに人工知能という要素が加わるとガイはあることをきっかけに自我が芽生えて、
自由を手にするためにめちゃくちゃ頑張るストーリー。

これって現代人めちゃくちゃ当てはまると思うんだよね。
日々単調な生活送りがちだし、何か目的を見つけられれば頑張れちゃう。

ガイが自分と違うと思ったのは変化することに対して恐れてなかった事。
ガイの友達は変化することを最初は拒絶するもんね。その友達の方が近いなって思った。
ちゃんと共感できるキャラをそばに置いてるのも対比でうまいよね。

そして現実世界でのストーリーもめちゃくちゃ良い。結果最高にロマンチックで、爽快で、心がスカッとする。ベストオブスカッと!

遊び心にキュンとした

デッドプールチームだからね。遊び心多すぎる!
レイノルズもめちゃノリノリでやってやるんだろうなって想像しちゃう。笑

デッドプールのロゴがあったり
アメコミを知ってる人が楽しめるネタが詰め込まれてて、それだけでありがとうレイノルズ、
ありがとう20世紀FOX、ありがとうディズニー !!

大人が真面目にふざけるの、最高に好物です。

まとめ

まとめます。
とにかく最高に面白くて、
それでいて人生を見つめ直すきっかけをくれるとんでもない映画です。

人生見つめ直すっていうと重くない?って感じだけどそんなことない。めちゃ軽いし安易。笑
でもそのくらいがたぶん一番良い。
そして何回も観れる。重くないからね!

きっとそれは、レイノルズだからなんだろうな。
2021年の夏、コロナ禍で大変な世界になってるけどとても素晴らしい映画に出会えました。

みんなも観てみてね!!

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