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『青春の殺人者』のスタッフたち

監督の平山秀幸に関して。

『青春の殺人者』(1976)
長谷川和彦、初監督映画。配給がATG。
詳細はウイキとかを見てもらうとして。
私は、この映画のスタッフに関して書きたい。
この映画は、ATGに関わっていた多賀祥介(この人のことは良くは判らない。殊に多賀英典との関係)  が、長谷川和彦に「監督として一本撮ってみないか」と声をかけたところから始まっている様で。
製作に、今村プロとATGともう一社が関わっているが、この映画のスタッフには、興味深い人たちがいるのだ。

助監督の、石山昭信は監督になっているし(現代ぷろだくしょんで『もう一つの少年期』を監督している)、杉田二郎というのは相米慎二のこと。
製作担当の浅尾政行も後に映画を監督(本間優二主演の『とりたての輝き』とか)、している。
そうして、制作進行の、榎戸耕史も後に監督。
しかし、ここまでの杉田二郎以外の三人(石山昭信浅尾政行榎戸耕史)の近況はよく解らなかった。

『青春の殺人者』で制作進行だったもう一人、平山秀幸が一番有名になっているのではなかろうか?
けれども。
『魔界転生』('03)は深作欣二監督ののが断然良かったし、『レデイジョーカー』('04)これは原作小説の力のが大だと思うし、『しゃべれどもしゃべれども』('07)はどーも記憶曖昧で印象薄いし、
何より『エベレスト神々の山嶺』('16)これはもオ~~~~~~もうツッコミどこアリアリだった。。
まア、私がみたことある平山秀幸監督映画で良かったなって思えているのは『必死剣鳥刺し』('10)、くらいかな?

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