ノッキングオンヘブンズドア

 『ノッキングｵﾝヘブンズドア』

 たまたま病院で知り合った死の告知をうけた男二人が、海を見たいと車を盗んでしまうが、その車がまたヤバイ車で・・海辺へ辿り着くまでのドタバタ喜劇的ロードムーウ゛ィ、ってとこでしょーか。
ドイツ映画。1997年公開。

なんで海かといえば、海をまだ一度もみたことがないってことになっている、らしい。

 男二人の友情的映画というとこでは『スケアクロウ』や『ミッドナイトラン』みたいだし、刹那的映画というとこでは『勝手にしやがれ』や『イージーライダー』みたいでもある。

このトーマス・ヤーン監督、ほとんど素人、だが大のアメリカ映画フリークとかで、タクシー運転手しながら自主映画を撮っていた頃、ティル・シュウ゛ァイガー（この映画の主演の二人の一人マーチン・ブレスト役）に、脚本を送ったら、ティルが気に入って映画化された、のだと・・！(@_@;)(◎-◎;)
・・？マーチン・ブレストって、、どっかで聞いた名だなぁって気がしてたんだが、『ミッドナイトラン』（88）の監督じゃぁん・・！！(@_@;)

おや！まぁ！・・！(@_@;)って感じ。

あの、ルトガー・ハウアー（オランダ出身。『ブレードランナー』の）が大物ワル役で出てた。で、そこだけ英語しゃべってる。
他にもツッコミたくなるとこあるけど。・・まぁ、気にしなくていいんだろね。

それから。
大金を積んでた車を盗られてしまう下っ端ヤクザの片割れ、アラブ系顔の男優、『ランローララン』にも出ている。走るローラの恋人役で。

この映画、ラストがいい！！

「ノッキングオンヘブンズドア」って曲、もともとはボブ・ディランが歌ってたんだよな？




日本映画では、？といったら、僕の記憶の中では、『チ・ン・ピ・ラ』（84）、だろうか。  脚本はあの（『竜二』の）金子正次。  柴田恭平とジョニー大倉のコンビだ。