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デジャヴ、と映画『デジャヴ』

 
 デジャヴ。     既視感。前に同じことしたことがあるとか、初めて来た所なのに前に来たことがある、と感じる感覚。

 これは不思議だ。

と、以上で終わりにしよっかなとは思ったけど。。


  デジャウ゛を哲学的(現象論的)に研究考察したのは、メルロ・ポンティだったか?
  考えると、解んなくなってくる。

「デジャヴ」で検索すると、いろんなのが出る。
ビヨンセや布袋寅泰の曲だったり、。

「既視感」で検索してみると。
目からの感覚が脳で認識されてから記憶となるのが通常だが、 なんらかの要因でそのルートを経ずいきなり記憶されてしまい、認識がやや遅れることにより生じる現象、らしい。 
記憶が先にされてしまうため、視覚認識の再認識がおこる、と。
 そのため、単なるもの忘れ(前に来たりしたりしてることあるのを忘れてる)とは違い、あいまいさがなく、確実感がある。
だから、テレビや映画とかで見た映像受容体験とは違う。現実感がある。風とか臭いとかを感じている。
確かに体験したことがあると感じるが、けれども、いつどんな時だったかは思い出せない、といった違和感を伴うことが多い。
 予知夢と混同されることがあるが、それとは明らかに異なる。

ちなみに。
反対に、何度もしていることなのに、まったく初めてしている様に感じることは、「未視感・ジャメヴ」
見慣れたものが未知なものに感じること。

そうして、
映画『デジャヴ』(2006)
製作、ジェリー・ブラッカイマー
監督、トニー・スコット
出演、デンゼル・ワシントン、ウ゛ァル・キルマー

映画『デジャウ゛』(06)  をみた、のだけれど・・・ スッキリしない。
 なので、やっぱり購入してしまった。アマゾンで。再見したけど、やっぱり解らない。

 スッキリしないわけは、、いくつかあるけど、
 ひとつにはタイムトラベルものに欠かせない?装置がでてくるが、この仕組みがよく解らん。。
 それと、トニー・スコット監督映像。つまりテンポ早い。&カーチェイスシーンが??
ジェリーブラッカイマー&トニースコット、コンビだからと解っちゃいるけど、やたらな?アクションシーンはいらない、と思う。『デジャヴ』というタイトル映画にしたなら、そこに修練されるストーリー展開に集中して欲しい。つまりは、もっと解りやすくして欲しかった。 

あの装置まではよしとしよう。
その後のカーチェイスでのゴーグル設定は?けっこう無理がある。
冒頭の方で、ゴーグルかぶっている人出てくる雨のシーンが??。そもそもいきなり雨、なんで?電話着信音なるところ、あそこは誰なんだ?
メモが書かれた紙の転送も良く解らないが、人間までなんでできちゃうのだ?
冒頭での爆発シーンでは、車内を覗くのが男の人だけど、終盤の方ではその男の人はどこにもいなくて、あの女性になってて、・・爆発して海に投げ出された車から女性だけ助かってなんで男性の方は助からないの?
パラレルワールド(過去を変えたらそこからまた別の時間軸で進む)というなら、それは1つくらいにしといて欲しかった。とうてい1つとは思えないパラレルワールドを組み合わせて展開しているから、話しがややこしくなってしまっているのだ、と思う。

とにかく。
まったく。焦点がぼやけた、解りにくい、変な映画。それを、カーチェイスシーンとか爆破シーンとかで誤魔化してる、と思った。




 

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