ジェリーブラッカイマーと、


&ドン・シンプソン。

 ジェリー・ブラッカイマー 
1945.9.21~ ミシガン州デトロイト出身。 アリゾナ大卒後、NYシティの広告代理店でCM制作、コマーシャル・フィルム監督としてのキャリアを積んで、ロスへ移りパラマウント映画会社でドン・シンプソンのもとで映画製作に携わる。
『アメリカン・ジゴロ』('80)で最初にシンプソンと出会い、 以後、シンプソンとともに、『フラッシュ・ダンス』('83)『ビバリーヒルズ・コップ』('84)『トップ・ガン』('86)などのヒット作品を製作
1991年、シンプソンともにディズニーへ移り、
『ザ・ロック』('96)   
1996年、ドラッグ中毒のひどかったシンプソンと絶縁、直後、一月シンプソンが急死。 
  『ザ・ロック』の最後に【シンプソンの思い出に捧ぐ】とクレジットされた。

  1990年代前半は、二人ともまったく映画を作っていない。
  『ザ・ロック』以後、
ブラッカイマーは、ディズニー傘下のタッチストーン・ピクチャーズを主たる活動の場とし、
  『コン・エアー』('97)『アルマゲドン』('98)『60セカンズ』(2000)『パールハーバー』('01)『9デイズ』('02)『パイレーツ・オブ・アリビアン/呪われた海賊』('03)『ナショナル・トレジャー』('04) 『デ・ジャウ゛』('06) と、次々と発表。

  ブラッカイマー製作映画の特徴として、どの監督映画にも、太陽光線や自動車のヘッドライトが渋く光るシーンがある。 ――そうだ。
 タッチストーン・ピクチャーズ の(ロゴマークというか・・動くロゴ?)それは、太い横棒が画面右側から伸びてきて左で止まり、〔Touchstone Picturers〕。
  ジェリー・ブラッカイマー・プレゼンツのそれは、おそらくアメリカ大陸中西部の大平原、真っすぐに伸びる道路を走りゆくと、右側に一本の枯れ木、そこに稲光が落ちる、、。
  ブラッカイマーはアリゾナ大卒だった。
   今度から、この動くロゴマーク?とともに、渋く光るシーンにきをつけてみよぉ!

ちなみに、ドン・シンプソンは、1943.10.29.ワシントン州シアトル出身、アラスカ州アンカレッジ育ぢオレゴン大卒。
 ワーナー・ブラザーズからパラマウント映画へ。

  
  『9デイズ』(’02)
原題は『BAD CANPANY』
ジェリー・ブラッカイマー製作
ジョエル・シュマッカー監督。
アンソニー・ホプキンス、クリス・ロック、主演。
   これは、おもしろかった。
  テンポがいい。  編集の凄さか?
 ホプキンス、CIAのベテラン・エージェントにしてはちと太ってる感じしなくもないが・・(^-^)    クリス・ロックがまた、いぃ~~~~んだなぁ!!  ラストシーンもグー~~~!
     アタッシェ・ケースに入った小型核爆弾を奪い取ろうとするテロリストたち。 ラストの方で、そのテロリストの一人がCIAのホプキンらに云う台詞が、決まってる。
 【世界の飢えをよそにお前らは肥え太り………他人の戦いに口を出し知った顔して指図を下す。お前らは神か?】

  ……………
『クリムゾン・タイド』('95)も!!
 これは、ビデオテープでみたんだけど、そのパッケージには、まさに
 【ドン・シンプソン&ジェリー・ブラッカイマー製作】とある。
 それで、動くロゴは、両側から稲光が落ちてくるものだった。
 

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