隅田川。&鴎よ、きらめく海をみたか

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たまたま。

上京して、両国橋付近の歩道橋から隅田川を眺めた。

それで、なんとなく、ふと、

映画『鴎よきらめく海をみたか』を連想した。

勿論？、そこに登場した川が隅田川だという根拠が私にあるわけではない。私がかってにそう思っているだけだ。

けれども、かってに隅田川だと、私は思っていて、それが、隅田川をのぼっていく船を見てからの連想になった。

そういえば、その時は鴎を全然見なかった。

この映画、はぁるか昔に観た記憶がある、けれども殆ど忘れている。

なんとなく、とにかく、川の、船でのシーンがあった記憶あり。それくらい。

そんなんで、どうしても？私の関心はスタッフの方に向いた。

1975年ATG公開で、企画に多賀祥介がいた。

原作脚本が岩間芳樹。

岩間芳樹の原作ものの、オリジナル脚本、らしい。岩間芳樹は、『植村直己物語』の共同脚本でその名を記憶していた。その他には『鉄道員(ぽっぽや)』。けれど、映画の脚本はそれ程多くはない、みたい。

監督は吉田憲二。

この映画以外は知らないと言っていい人で。1931年生まれ、福井県出身、日芸卒業、日活撮影所出身。これくらいは判明したけれど、存命かどうかは？判らなかった。

で。今回の検索で、助監督に石山昭信がいたことが判った。

石山昭信は、私が現代ぷろだくしょんに入った頃に、現代ぷろ製作の『もうひとつの少年期』(1984年)の監督として、私には記憶されている。

そういえば、『もうひとつの少年期』にも、川船のシーンがあったなぁ。。！
1975年公開映画『祭りの準備』にも助監督で参加してる。その後、1976年に、現代ぷろ製作の『はだしのゲン』と、　『青春の殺人者』で助監督。

1982年の『胸さわぎの放課後』で監督デビュー。1996年の『シティハンター』監督以後、情報なし。この方も現在どうされているか？判らない。

それから。

撮影で大津幸四郎がいた。

大津幸四郎というと、小川伸介監督の『三里塚』と、土本典昭の『水俣』とかのドキュメンタリーカメラマンという印象だったのだけれど、劇映画本編の撮影もやっていた！とは知らなかった。

大津幸四郎カメラマンの映画で注目は、1994年の『全身小説家』もあった！