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城戸賞、その後

城戸賞じたいは毎年行なわれているようだけれど、  さて映画化されているかといえば、パッとしていない。 ←映連のHPより。
http://www.eiren.org/kido/index.html

  つまり、2013年以後、受賞作は出てるが映画化されたものはないのだ。 ? ? そんなんでいいんか? 映画化されない脚本って?
映画化されそうにもない脚本を城戸賞に選んでいるのか?
ましてや、主催「一般社団法人映画製作者連盟」の城戸賞運営委員会。映画製作者の団体?、というわけではなかった。
それにしても、映画化されていない年が何年もあるってのは、どういうことなのか・・
脚本の出版本があることは知っている。
山田太一とか倉本聰とか。
けれども、やはり映像化されるためのもの、だと思う。

ともかく。
1995年第21回受賞作『誘拐』以後。映画化されたもの。

 1999年.25回め、『連弾・デュオ』  脚本、経塚丸雄
監督、竹中直人・出演、竹中直人、天海佑希。  
松竹。  (これはビデオで観た。ここでの竹中の演技はオーバーぎみでなく、悪くなかった気がする。?)

2001年. 27回め、『棒たおし』
脚本、松本稔
監督、前田哲
出演、三浦友和、平田満、松田美由紀
これはDVDで見た。
Leedとかいうアイドルグループ主演らしい、のだが、私には全くわからない。・・?

2003年第29回め受賞作の『忍ぶの城』。  これは、同じ作者、和田竜によって小説化されていて、その小説の題は『のぼうの城』だった。  内容はおもしろそうな感じと、書店で見かけて買ってみたことはあるんだけど…… ?
その後、『のぼうの城』で映画化された。映画公開は2012年。

第37回 2011年
入選『超高速!参勤交代』土橋章宏(2014年、製作委員会が映画化、監督本木克英)。この映画、城戸賞受賞作の脚本だったとは知らなかった。。!

そうして、
第39回 2013年
入選『クロス』(宍戸英紀)
これも、私は知らなかった。映画化されていた。2017年映画公開。


それから。第16回 1990年
入選の『福本耕平かく走りき』久保田傑(映画化、監督久保田傑)
というのがあった。
これが1992年に映画化されていた、のを、今回初めて知った。
私、全く知らなかった。
それで、検索してみた、のだけれども。
ほとんど解らないに等しかった。
製作者の名前はスタッフに出ているけれど、その人がどういう人なのか判明しなかったし、製作が「福本耕平かく走りき製作委員会」で、この委員会が、また不明。
文化庁の、映画情報サイトがあったが、これがまた(キノフィルムの)、別サイトからの転載だけの様で、全くお粗末だった。┐('~`;)┌
久保田傑(すぐる)という人は、日本映画学校出身、監督はこれのみ。現在はプロデューサーで活動している、ということは判った。

その他、
映画化ではないが、ラジオドラマ化や舞台化されたものもあった。

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