THE TOLL / ザ・トール
80分間の恐怖に慄きました。
Cami(ケミと発音)がウーバーでしょうね、目的地までの送迎を予約した車に乗るというのが映画の起点。
ジョーダン・ヘイズがケミ役、彼女は本作のエグゼクティブ・プロデューサーも務めています。新人監督のマイケル・ネイダーの才能を認めたからだと思います。映画のファーストショットからその伏線の貼り方が見事でした。
トール・マン=通行料金徴収人の仕掛ける恐怖に戦慄しっぱなしの80分間。
予告編でもわかるようにかなりスーパーナチュラルですが、恐怖演出に筋が一本通っているので緊張感が途切れないです。
低予算ならではの工夫があちこちにみられ、カットが切り替わる度に全く予想外の画が現れるので恐怖が喫水線スレスレに保たれる映画です。
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