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고속도로 가족 / 高速道路家族(2023年4月21日劇場公開)
『パラサイト 半地下の家族』と同じテーマ。貧困家族。
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貧乏な子供を描いた映画は世界中にありますが、家族単位で貧困に喘ぐというのが2020年代映画のトレンドなのは間違いありません。その舞台を高速道路(さらに言えば高速道路のサービスエリア)にしたことでストーリーにオリジナリティが生まれました。
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サービスエリアには食堂もありますから。ただお金がないので詐欺まがいの方法で食い繋ぐ日々が多少コミカルな調子で描かれる導入は上手かったです。
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ストーリーが動き出してからは、終盤の悲劇を予感させるように様々な出来事が家族を襲います。この辺のストーリーテリングの大胆な展開は韓国映画ならでは。
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ただ、前半にドリーミーな場面が固まり過ぎていて、ラストのメイハムと倒置編集があまり功を奏していないのが残念な部分。少しテーマがぼやけました。
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ヨンソン(ラ・ミラン)のキャラクターが良くも悪くも要になるのですが、彼女の行動理由であったり、心変わりの瞬間など描ききれておらずテーマへの対立軸として成立していなかったのがその原因。
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