SKY SHARKS / スカイ・シャーク(2021年3月DVD発売&劇場公開)
武器系サメ映画の最前線でしょうね。空飛ぶ戦闘サメのヴィジュアルにやられました。
飛行戦闘サメが群れをなして旅客機を襲います。
「海では物足りない」という煽り文句。この狂った武器開発にはナチスの残党が関わっています。『武器人間』の次は武器サメ。説得力のある設定。
「海は魚のためにある、空はサメのためにある」とどこまでもサメ推しの映画。
この戦闘サメに対抗するのが「リヒターテクノロジー」という秘密結社。日本の亜紗美もサメ学者役で出演しています。亜紗美の登場シーンはほとんどカメオと言ってもいいくらいですが、彼女が出ているということで異世界の繋がりが生まれます。本作は『デッド寿司』とユニバースを共有しています。
戦闘飛行サメが旅客機を襲う見せ場は2回出てきます。どちらもやっちまえシーンでとてもテンションが上がります。特に2回目のあるシーンは空中でそれをやるのか!という驚きがあります。
それ以外のリヒターテクノロジーのパートがなんともチープ。世界中のエージェント達とズームで繋げて延々と会議をするシーンもあってジワります。フラッシュバックの多用で映画のリズムがズタズタですが、人体もズタズタなので許しましょう。トム・サヴィーニの最新のプロフェッショナルなゴア描写を楽しむ為の映画。
(追記)日本でのDVDリリースが決まりました。劇場でも公開です。
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