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COME TO DADDY / プライス 戦慄の報酬(2020年2月21日劇場公開)

イライジャ・ウッドの最新作。ダニエル・ラドクリフと同じように彼もまた若手映画監督にデビュー機会を与える守護天使のような活躍っぷりです。

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5歳の頃に家を出て行った父親から突然手紙が届き、父を尋ねる話というプロット。このティーザーポスターのように落ち着いた話だと思いますよね、普通。

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ところが、日本版ポスターのこの血生臭さはどうでしょう。大きなギャップがあります。それだけでも興味をそそられます。ただ惹句でネタを割ってますね。

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これがキー・ヴィジュアルなので、観た後では日本版ポスターもなるほどと思います。スリラーのアプローチでブラックコメディ調です。

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原題は「父に会いに来い」で、実際に会いに行ったらどうなったかという話は、アント・ティンプソン監督の実体験が元になっているらしく、イライジャ・ウッドが出演することで出資が集まったのだと思います。

人体損壊のシーンが多く、観ていて何度か顔をしかめましたが、引きの映像でちゃんと余韻を残す撮り方には才能を感じました。



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